おばたのお兄さんが、伊集院光から受けた大きすぎる恩を明かした。
【動画】伊集院光は芸人界のマザーテレサ…おばたのお兄さん語る
5月11日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#31が放送。「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、各界のスピーカーが制限時間2分59秒内でスピーチを展開した。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
おばたのお兄さんのスピーチは「伊集院光は芸人界のマザーテレサだ」。おばたのお兄さんは「マザーテレサのような深~い愛で、あまたの若手芸人に救いの手を差し伸べている」と伊集院の温かい人柄に触れ、“伊集院推し”をアピールした。
おばたのお兄さんが芸人養成所2年目の時、兄が結婚することになり、伊集院にお祝いのビデオメッセージをお願いしたそう。伊集院はおばたのお兄さんの見栄や下心も察した上で受け入れ、しかも「兄貴のために花もあげるよ」と結婚式場に大きな大きな花を届けてくれたという。地元の親族たちは伊集院の粋な演出に大喜びだった。
ところが伊集院の祝福はそれだけではなかった。結婚式が始まる時間が近づくと、おばたのお兄さんに伊集院から電話が入った。
伊集院は「きょうは休み」「人生で一度は乗ってみたい秘境の電車がある。新潟県の魚沼市ってところなんだよな」「住所調べたら、お前の兄貴の結婚式場の近くだったから、行くわ」と、なんと結婚式場にサプライズ登場。参加者たちとの写真撮影にも快く応じ、会場は大盛り上がりだったという。
その上、伊集院は「売れないと思う若手にはこんなことしない」「彼は絶対に売れると思うので、それまでみなさん、応援してくださいね」とスピーチ。おばたのお兄さんの株が地元で一気に上がり、おばたのお兄さんは「地元から応援してもらって今があります」とスピーチを締めた。
おばたのお兄さんとその兄のため、遠く離れた新潟までお祝いに駆けつけた伊集院。スピーチを聞き終えた佐々木は「鳥肌どころじゃないくらい感動しました」と感想を漏らし、伊集院の懐の深さに驚いていた。