フジテレビ系情報番組『バイキングMORE』で“お昼の顔”として8年間の長きにわたってMCを務めた、タレントの坂上忍(54)。
歯に衣着せぬ発言でたびたび世間をにぎわせてきたが、ワイドショー卒業後は東京を離れ、動物保護のため千葉県に移住。数々の芸能ニュースを一刀両断してきた坂上が、「ABEMAエンタメ」の取材に応じ、最近の芸能ニュースについて語った。
――映画界の性加害問題についてどう思いますか?
坂上:その映画の世界だけで起こっていることではないので、僕はそう言いましたけど生放送で。『テレビだってそうでしょって』『どこの企業もこういうことないですか』と。ただ、本当に難しいのは逆もあるっていうところ。女性の方からアプローチをかけることもあるので、根本から問題を解決するんだったら、ある程度ちゃんと俯瞰で見ておかないと、一方的にその事象だけ誰々を攻め立てたところで変わらないと思います。やっぱり俯瞰で見て、どういうルール決めをしていくというのを決めないと僕は怖さを感じますけどね。
――最近、暴露系YouTuberが芸能人の裏を明かしていることにどうお考えですか?
坂上:ネットリテラシーとかね、メディアリテラシーって言うけど、そんな簡単なものじゃないので。でも、ああいう方(暴露系YouTuber)が出てくると、逆に視聴者の人たちが問われるんじゃないですかね。僕らはそういうこと(暴露)があっても、僕らで判断はできないですからね。ダメだったら話が来なくなるから、目の前の仕事を頑張るしかないんですよ。
僕は(暴露系YouTuberと)面識もないですし、ほっとしています。僕らの頃もそういう方いましたよ。心良くはないですけど、民法ではなかなか見られない顔が見られるというは、ネットの良さだったりするわけじゃないですか。でも、ネットのいい所ばっかり許容して、ネットだからこそ、こういうこと(暴露)が起こっちゃうということは、(暴露する人を)排除するだけなのかと言ったら、それも難しいところですからね。必ず明と暗じゃないけど、善悪みたいなものが混在しているのはテレビも変わらないので、だから僕が言えることがあるとするならば、僕はもう今年55歳で若い時に散々遊べましたから、「この年齢になったら年齢に応じておとなしくしておきましょう」ということですよ。
(『ABEMA NEWS』より)
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