映画『ゆるキャン△』の公開を記念し、5月15日に丸の内ピカデリーでアニメ『ゆるキャン△』シリーズ「映画館で野外活動~テストキャンプ上映会~」が開催され、花守ゆみり(各務原なでしこ役)、原紗友里(大垣千明役)、高橋李依(斉藤恵那役)が登壇した。
TVアニメ『ゆるキャン△』は第1作目が2018年1月から放送がスタートし、キャンプブームを巻き起こした作品。シリーズ最新作・映画『ゆるキャン△』が7月1日から全国ロードショーされる。
本イベントでは、アニメの魅力や映画のアフレコ収録時のエピソードなどが語されたほか、映画のメインビジュアルや入場者特典など最新情報が解禁となった。
映画『ゆるキャン△』イベントレポート
「キャンにちは!」の挨拶からイベントは元気よくスタート。TVアニメ第1作目の第1話〜第5話までをスクリーンで上映した本イベントで、改めて印象的なシーンを聞かれた花守が早速会場に向けて「もう皆さん、空がつながるところ見ちゃったんですよね?!」と第5話の名シーンを挙げ、原・高橋もこれには賛同し大盛り上がり。高橋は「斉藤がキャンプにハマり始める前の第1作目はすごく新鮮」と、間接的な友達からだんだんと仲良くなっていく関係性のリアルで絶妙な変化が見どころだと話した。
キャラクターデザインの変化にも話題は発展し、原は「お洋服がいっぱいあって」と毎週たくさんの資料を見ていたと制作の裏側を明かした。花守も「丁寧に靴下まで描いてあって、柄も入ってたり…毎回考えて下さってるのすごいなって」とそれぞれに衣装には注目。原は中でも、服を着回しているところがすごく良いと語り「これこの間履いてた靴だ!とか、マフラーはいつも一緒とか、そいうところも楽しんで欲しいね」とTVシリーズを一層楽しめるポイントを語った。
ここで映画『ゆるキャン△』の最新情報が解禁に。メインビジュアルがスクリーンに映し出され、会場では喜ぶファンの様子が伺えた。メインビジュアルを目にした3人は「みんなでキャンプしてるね!!」と大盛り上がり。高橋が「細かいところ見ると、真ん中のテーブル、豪華になってる!…とか(笑)」と大人になったから彼女たちならではのアイテムを指摘すると花守を初め一同が「大人になったねぇ…」と、キャンプを満喫しているキャラクターの姿を見てしみじみ。
続いて、本編映像がスクリーンに投影されると会場からは大きな拍手が。花守は「今の映像だけでも飯テロ箇所がいくつかありましたね」と『ゆるキャン△』には欠かせない”おいしいご飯”に注目。「おいしそうだったね…」と原・高橋もそのシーンには釘付けに。入場者プレゼントの特典コミックス情報も発表され、84Pという大ボリュームに驚く原や、中面にある原作者・あfろ氏のコメントを読み上げたい気持ちを花守がぐっと堪える場面も。
イベント最後には、
高橋「アフレコは順調に終わりました!今ご覧いただいた映像にばっちり声を当てさせていただきました。きっと皆さんに『ゆるキャン△』が帰ってきたな、その先が描かれているんだなと思っていただける“変化と継続”がぎゅっと詰まった作品になっていると思います。ぜひ期待して映画館に足を運んでいただけると嬉しいです。」
原「とてもお話ししたいことがいっぱいあるんですけど、ネタバレしてしまいそうで…本当に、今までの『ゆるキャン△』シリーズを愛してくださった方がとても楽しめる作品になっていると思います。初めてご覧になる方も『こういう世界なんだ!』と、すっと入ってくる作品になっているので、ぜひ皆さんで観ていただいて『”映画館で野外活動”とはこういうことか!』という気持ちを味わっていただければ」
花守「今回の映画ではパートごとに声を録らせていただいてたのですが、彼女たちの成長だったり、変わらないところだったりを見て『ちょっと一回深呼吸しよ!(笑)』って、みんなと『大人になってる…!』とか話をしながら進めていました。そして飯テロが今回もすごいです、銀幕でも飯テロは衰えませんでした。完成した画とか音楽が合わさった時に、映画館でどんな『ゆるキャン△』が見れるのか、私たちも完成が楽しみです。ワクワクとドキドキ、皆さんにどう受け取ってもらえるか期待でいっぱいです。きっと喜んでもらえる映画になっているのではないかなと思います。ありがとうございました!」
と公開に向けた思いや見どころでそれぞれが締めくくり、映画『ゆるキャン△』に更なる期待が膨らむイベントとなった。
映画『ゆるキャン△』(配給:松竹)は、7月1日(金)全国ロードショー。
(C)あfろ・芳文社/野外活動委員会