空気階段のもぐらがJRA(日本中央競馬会)への恩返しという言う名目で100万円の大勝負をした。
5月20日(金)よる11時、お笑いコンビ・空気階段による新バラエティ番組・空気階段ドキュメンタリーseason1『自腹100万円!クズの恩返し!』が放送。当番組はキングオブコント2021で優勝を遂げた人気お笑いコンビ・空気階段(鈴木もぐら、水川かたまり)の2人がお世話になった人たちのもとを訪ね、毎回自腹100万円を使って本気の恩返しをしていくドキュメンタリー番組。クズ芸人として知られる2人は、ABEMA初となる冠レギュラー番組で果たしてどんな恩返しを行っていくのか?
今回「人生の楽しさに気付かせてくれた」と、もぐらが恩返しをするのはJRA(日本中央競馬会)。自腹100万円を使って、青葉賞に勝負をかけることになった。
この大勝負、もぐらが選んだのは13番エターナルビクトリ。「2~3着はないと思うんですよね、このエターナルビクトリって。で、展開も考えて、前が潰れて後ろからさして来ますよ。なので、来るときは1着。来なかったら5着以下だと思います」と、単勝1点買いで勝負をすることにした。
「今からこの100万円を紙にしてきます」と、100万円とマークカードを握りしめもぐらはJRAへ。100万円の帯封に100万円分の馬券を挟んで帰ってきたもぐらに、かたまりが「痩せたね」と声をかけると「もうぶかぶかよウエストが」と笑った。100万円分の馬券を見つめながら「不思議と感謝ですね」とつぶやくもぐら。「初めて馬券買った時のことを思い出しました。競馬やったことによって成人式に出られなかったり、給料一瞬で溶かすとかありましたけど、それを未だに覚えてるというか。かけがえのない思い出をJRAは僕にくれてますから。その感謝ですね。それを今日、この馬券で獲って、ありがとうと言いたいです」と感慨深そうな表情を見せた。
馬のゲートインを見守り「もうはじまるよ」と汗をぬぐうもぐら。ゲートが開き、最後尾につけたエターナルビクトリ―に「1番後ろからですか!いいね!最後方からいきましょうよ」と檄を飛ばした。コーナーを曲がり直線に入ると、真ん中から一気に後ろに追い上げてくるエターナルビクトリ。もぐらは「いい!いいぞ12番!来てる!来てるぞ!」と声を荒げ「いけ!かわせかわせ!」と身を乗り出した。
最後尾から怒涛の追い上げを見せるも、エターナルビクトリは3着という結果に。何度も瞬きをしながら息苦しそうに苦しむもぐら。そして「…そっかぁ」と憔悴した表情を浮かべるも茫然自失状態。かたまりはかける言葉がみつからないようで、しばらく気まずい空気が流れた。
長い沈黙の後かたまりが「3着。複勝だったら…」と小さくつぶやくも、もぐらは微動だにできなかった。かたまりはその時のことを振り返って「けっこう黙ってましたね。100万円ですからね。こっち何も悪いことしてないのに気まずかったですね。ただ100万円賭けてる人の横にいただけなのに。勘弁してくれよと思いました」と感想を漏らす。そして帰り道、現在の心境を尋ねられたもぐらは「恩返しに使えたんでね。ちょっとだけでもよろこんでくれたらいいなと思います」と話し「誰が(喜ぶの)?」と笑うかたまりに「馬が。餌代とかになる」と生気の無い表情で答えた。
次週5月27日(金)よる11時からは、かたまりがヨシモト∞ホールに恩返し!そして青葉賞のレース後にもぐらがもう1レース挑戦!?その様子はABEMAプレミアムで配信される。