野呂佳代が3歳の時に誘拐未遂に遭った経験を明かし、千原ジュニアらを戦慄させた。
5月18日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#32が放送。「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、各界のスピーカーが制限時間2分59秒内でスピーチを展開した。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
死ぬかと思った経験をスピーチする中で、野呂は番組ロケのバンジージャンプで体重をかなり軽く申告し、下の池に沈みきるほど深く落ちた経験を披露。見栄を張ったせいであわや命を落としかけたと語った。
ジュニアが「他にもあります?」と聞くと、野呂は「まだあるんです」「3歳の時に、誘拐されそうになって」と衝撃の経験を告白。
母親と本屋に行った時、会計中に「外で待っててね」と言われて待っていたところ、革ジャンを着たスポーツ刈りの男が「今、お父さん来るからね」と声をかけてきたそう。幼い野呂が「はあ……」とうなずくと、男は野呂が背負っていたリュックの取っ手を掴み、野呂を無理やり連れ去ろうとした。
会計を終えた母親は野呂がいなくなったことに気付き、大きな声で名前を呼んだ。角を曲がろうとした直前に母親が野呂を見つけ、男は慌てた様子で野呂からパッと手を離したという。母親は「角を曲がられたら見えなかった、わからなかった」と野呂に語った。
野呂は「人って、死にかけたりピンチの時は記憶に残るもの」と熱弁し、「その人の顔とか全部覚えている。黒い革ジャン着て、いかつい感じのスポーツ刈りで、黒いサングラスで。『今お父さん来るからね』っていう言葉も全部覚えている」と、いまだに男の特徴が脳裏に焼き付いていると説明。「今でも誘拐事件を見ると、イヤな気持ちになってしまう」「お子さんといる時は気をつけて」と訴えてトークを締めた。