グルメリポーター・彦麻呂が異常すぎる食レポロケで奮闘を見せた。5月23日(月)、テレビ朝日とABEMAが共同制作するバラエティー枠「ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~」の『バカ桁TV』が放送された。
同番組のMCは、マヂカルラブリー・野田クリスタル&村上、錦鯉・長谷川雅紀&渡辺隆。M-1チャンピオンタッグが、色んなことをたくさんの「人数」「時間」「回数」…とにかく“バカなケタ”=数を使って検証をする。
今回の検証は「食リポの仕事で行く店行く店全く同じ味の料理が出てきたら何軒目でコメントが被る?」。偽のグルメ番組に呼び出されたのは、食リポ界の大御所・彦麻呂だ。
彦麻呂は1軒目でホワイトシチューを堪能し、「まろやか」「クリーミー」「上品」「シンプル」と表現した。何も知らない彦麻呂は、移動の車中でスタッフに「何にも考えてない」「思いつき」と食リポの極意を披露。しかも「エエな思ったら何回もコスるし」と語った。今回のロケは語彙が被ったら終了。早速、暗雲が立ち込めた。
2軒目は1軒目のホワイトクリームをただパスタにかけただけのクリームパスタ。味付けは完全に同じだが、彦麻呂は「懐かしい」「胸焼けしない」「あっさり」と語彙を駆使し、1軒目と同じコメントを回避した。
3軒目に登場したのは、お好み焼き…と思いきや、実はホワイトソースに着色しただけの「ホワイトソースお好み焼き」。彦麻呂は意表を突かれたように「ん!?」と目を丸くしたが、冷静に「まろやかやん」とコメントした。1軒目とコメントが被り、検証結果は「3軒」ということになった。
4軒目はカレーに見せかけたシチューかけごはん。彦麻呂は「マイルド」「なめらか」「穏やか」と違う単語を巧みに使い分けた。そしてラスト5軒目に登場したのは、着色料で麻婆豆腐に偽装したホワイトソース。全く辛くない偽装麻婆豆腐に、彦麻呂は「マイルド」「まろやか」と再びコメントが被った。
ここでスタッフがネタばらし。渡辺は「彦麻呂さん、これ怒っていい案件」と彦麻呂の怒りを恐れた。彦麻呂は「やっぱりなー、そう思たわ~」と薄々ドッキリと察していた様子。「『まろやか』使うわな~、『クリーミー』使うわな~」と穏やかに受け入れていた。