佐野岳、理想の夫婦像は「両親」、ぱるるとの“新婚生活”は未知？「僕のデートプランがハマってない感があります（笑）」 | 恋愛 | ABEMA TIMES

　「俺で大丈夫？」。新しい仕事のオファーに困惑した気持ちを赤裸々に明かしてくれたのが、俳優の佐野岳だ。しかし内容を聞くと納得。ドラマや映画、舞台への出演ではなく、芸能人と期間限定の結婚生活を送る、恋愛番組からのオファーだったからだ。

　2011年に行われた「第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、翌年には舞台『SAKURA』で俳優デビューを飾った佐野は現在30歳。俳優として順調にキャリアを積んでいく中で、結婚についてはどのように考えているのだろうか。

恋愛番組への出演に「未だに“俺で良いの？”と思っています」

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　佐野は6月3日から放送スタートのABEMAのオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました 3』に出演、元AKB48で女優の“ぱるる”こと島崎遥香と期間限定の新婚生活を過ごす。番組は今回でシーズン3になるが、佐野は出演が決まるまでは見たことがなかったようで、「オファーを頂いて調べてみたら“結婚モキュメンタリー”というジャンルということで、“マジか？”と（笑）。しかも結婚という設定…正直、未だに“俺で良いの？”と思っています」と驚きを口にする。

　しかし、佐野は“基本どの仕事も楽しんでやりたいと思うタイプ”だと言い、「戸惑いもあった一方で、楽しそうだなとも思いました。番組を見させてもらったら、刺激的だと感じたし、自ら断って可能性を狭めるということはしたくなかったですね」と新ジャンルへの意気込みを語った。

「ぱるちゃんが笑ってくれると嬉しくなる」

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　結婚相手の島崎についての印象を聞くと、“ぱるちゃん“と呼んでいることを明かし、「めちゃくちゃ素直な方で、相手がぱるちゃんで良かったと思いました。どちらかというと、僕は目標があったりすると頑張り過ぎて空回りしちゃうタイプ。でもぱるちゃんは“全然素でいいんだよ”と接してくれた。その言葉のお陰でリラックスすることができましたね」。

　夫婦としての時間を過ごす中で、気が楽になった瞬間はほかにもあった。「僕は片付けができないんですけど、ぱるちゃんはそこを“好きなところ”にあげてくれたんです。『何で？』って聞いたら『弱い部分や苦手なことを見せてくれた方が私としてはうれしい』って言ってくれて。それに嬉しくなりました」と微笑んだ。

　普段は基本的に自炊して食事を済ませているという佐野。島崎と一緒に料理をするシーンでも心地のよさを感じたと明かす。「一緒にキッチンに立って調理したんですけど、ぱるちゃんは要領が良いんです！　例えば、僕が何かをスライスしたりしていると、向こうでベーコン焼いてくれてたり。自分ができることを率先してやってくれて、何も言わなくても、手伝ってくれたので、いい空気が流れていました」と振り返る。

　島崎はAKB48時代からのイメージで “塩対応”と表現されることもあるが、そういったことを感じる瞬間はあったのだろうか？　「実際にお会いすると、そうではない部分がほとんど。嘘がないし、なによりぱるちゃんが笑っていると、こっちがうれしくなるんです。2人だからこそ、相手が笑っていないと自分も楽しめないし、結婚ってこういうことなのかもとは思いました」。

　明るい性格の佐野と、比較的マイペースな島崎。「まったく違うタイプの人と夫婦生活を送ることで、自分の中の新しい扉を開くことができるんじゃないかなって。撮影を通じて、人としての幅が広がると良いなって思います」と期待した。

結婚相手に求めることは？「特にない。マインドを大切にしたい」

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　番組を通じて得られた結婚体験。実際に結婚生活をする上で、相手に求めることを聞いてみると「求めることは特にないです」と即答。そして「例えば夫婦のルールを設けたことで、それに縛られることも苦手。そんな中、ぱるちゃんとは“家事はやれる人がやれば良いよね”って考えが共通していたので、それは良かったな、と。結婚は相手ありきのことなので、2人で作っていくマインドを大切にしたいですね」と笑顔で返した。

　取材中もよく笑い、元気に応じてくれるサービス精神旺盛の佐野は、収録中も変わらない姿勢を見せる。「どうやったらぱるちゃんが笑ってくれるかなってずっと考えています。デートプランもワクワクしながら考えられるタイプなんですよ」と意気揚々とするも、「今のところぱるちゃんに僕のデートプランがハマってない感があります（笑）」と苦笑い。しかし「でも提示しないと前には進めないので、トライアンドエラーしながら、徐々に関係性を築けていけたら良いですね」と前向きだ。