島崎遥香「年齢を重ねるごとに人生が楽しく」28歳、現在の結婚観 | 恋愛 | ABEMA TIMES

　2016年末にAKB48を卒業し、以降は女優としてNHK連続テレビ小説『ひよっこ』や、映画『翔んで埼玉』などの話題作に出演している“ぱるる”こと島崎遥香。アイドル時代では、ファンとの交流や握手会で、そっけない態度をとってしまうことから「塩対応」と表現されたこともあった。

【動画】佐野岳&島崎遥香『私たち結婚しました』

　そんな島崎もグループ卒業からおよそ5年が経った。現在28歳となり、今回“結婚”がテーマの番組に出演する。結婚についての印象を聞くと「あんまりいいイメージを持ってない」と笑って返す島崎に、結婚観を聞いてみた。

今回のオファーに「まだやってないことがあった（笑）」

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　島崎は6月3日から放送スタートのABEMAのオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました 3』に出演、俳優の佐野岳と期間限定の新婚生活を営む。出演が決まったときの率直な感想について聞くと「韓国バージョン（※1）は見ていたので、“これを自分もやるんだ”という気持ちでした」と話す。

　2009年、15歳のときにAKB48の9期研究生に合格し、芸能界入りした。音楽活動にモデル業、役者などさまざまな仕事を経験してきたが、今回は今までの仕事とは毛色の異なる印象だ。「アイドルの時に一通りのお仕事は経験したとは思っていたんですけど、こういうモキュメンタリ―はやってなかったので、“まだやってないことがあったか（笑）”という気持ちでしたね」。

　夫となる佐野とは2021年に放送されたドラマ『IP〜サイバー捜査班』（テレビ朝日系）で共演済。しかしお互いゲスト出演だったため、長い時間は共にしていないという。「あの時、ちょっと喋りかけてくださったんですけど、その時の印象は『明るい人だなぁ』という感じでした（笑）」。

　そんな佐野と今回の撮影を通じて再会。改めて会って「雰囲気が柔らかい人だなと感じました。異性というより、同世代の女友達という感じで、すごく話しやすいです。佐野さんが相手で良かったです」と印象を明かした。

結婚の良い面も発見？「重い荷物を運んでくれる」

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　佐野とは、DIYを楽しんだり、Uber Eatsを使っての食事、公園デートなどを共にしたという。感想を聞くと「まだ結婚というより、デートをしている感覚の方が大きいです。今はお互いのことを知っていく段階なんだと思います」と微笑んだ。

　結婚に対して「あんまり良いイメージがない」という島崎。しかし結婚の擬似体験を通じ、ポジティブな面も見つかったという。「DIYをやった時、重い荷物を運んでくれるのは良いなと思いました。ひとりだとそういうのが大変なので（笑）」。

　夫婦になるということは、一部を除き、ほとんどの生活時間を共にするということ。例えば料理や洗濯と様々な家事もこなさなくてはいけないが、佐野と夫婦時間を過ごす中で、フィーリングが合う部分を感じたという。「佐野さんとは『家事は手が空いていてやれる方がやれば良いよね』って話になりました。どっちかが“これをやる”と決めてしまうと、毎日のプレッシャーになってしまうので、そういった部分は考えが合いましたね」。

　しかし食事の面では少し二人のギャップがあるようだ。「佐野さんはUberを注文するのが初めだったそうで、いつもは自分で作っているみたいです。なので、そういう部分は歩調が合うのかな～（笑）。“佐野さんに作ってもらいたい”ですか？そうですね、作ってもらえるのならありがたいです」と笑顔で語った。

「自分が働いたお金を自分で使えるということが本当に楽しい」

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　クールな印象を持たれることが多いと言うが、この取材でも会話していく中で徐々に表情もほぐれ、屈託のないキュートな笑顔を見せてくれる。「佐野さんにも『意外と喋るんだね』って言われました（笑）。基本、私が喋ったり笑ったりすると大体の人が“意外”と思うらしいです」。

　家族以外で誰かと一緒に住むことに抵抗があるかを聞くと「誰かと一緒にいるのは、性格上苦手ですけど（笑）、AKB48という集団の中にいたので、そういう部分受け入れられるというか、慣れてはいます」。番組の中では島崎の新しい一面も見られそうだが「このまんまだと思います（笑）」と即答した。

　ズバリ結婚への興味について聞くと「年齢を重ねるごとにすごく人生が楽しくなっているんです。自分が働いたお金を全部自分で使えるというのも本当に楽しくて（笑）。病気とかしなければ、この先の人生も長いと思うので、もうちょっと…人生の半分くらいはひとりで過ごしていたいですね」と明かした。

　そんな島崎が仮に結婚した場合、結婚生活にどんなことを望むか聞いてみた。「イベントごとは一人でもやるタイプなので、そういう行事は相手にも忘れないで欲しいです。クリスマスプレゼントとか忘れる人もいるじゃないですか？そういうものも忘れず、一緒に楽しめる人が良いですね。それこそ、子供にも季節の行事を学ばせることができるし。将来、夫婦生活をするならば楽しいことが2倍になればいいなって思います」と語った。

取材・テキスト：中山洋平、撮影：藤木裕之

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スタイリスト　黒瀬結以

※1、『私たち結婚しました』は、韓国の地上波放送局、株式会社文化放送（MBC）が企画、制作した番組。韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組をABEMAが日本版にリメイク。