ヒロミが加藤浩次らとトークする中で、デビューのきっかけやトリオ結成からわずか1~2年でテレビ出演を果たすまでの裏エピソードを明かした。
【動画】ショーパブからわずか1年でテレビへ、ヒロミのデビューまでの裏話
2日(木)、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が出演する「迷えるとんぼちゃん」#7が放送。この番組は、芸能界の荒波を30年以上乗り越えてきた極楽とんぼが、毎回ゲストと本音でぶつかり合うお悩み相談バラエティ。
今回ゲストは、司会者やMC、DIY方面でも大活躍中のヒロミ。2004~2013年ごろまで芸能活動を自主的に辞めた過去を持つ。
休止期間を挟んだが、芸能界歴30年以上の大ベテラン。デビューのきっかけをトークする中で、ヒロミは「20歳前後で芸能界入り」「テレビでさんまさんやたけしさんを見て、『俺もしゃべれんのになー』と素人ながら思った」と怖いもの知らずの20代を振り返った。
すると加藤は「俺らもそうだった。1年やったらとんねるずになれると思った(笑)」と根拠のない自信のようなものに同調。
ヒロミは高校卒業後、おじの経営する会社で営業職を経験。しかし「このままでは後を継がされる」と考え、新宿のホストクラブ風の店に入店した。「営業中に漫談をしていたら『面白い』と言われた」「指名されてもつかない。なのにナンバーワン(笑)」と、トーク中心の不思議な営業で店のスターになったという。
そのうち、女性客から「お笑いやらないの?」と声をかけられ、紹介を受けて星セント・ルイスのセントさんと面接。セントさんから「お笑いなんかやめたほうがいい」と言われたヒロミは、「説教をされて。若いし、腹立ったんだろうね。スゴい態度で帰っていった」と無礼な態度を見せたという。ところが、そんなヒロミをセントさんが気に入り、「『コイツおもしれーなー』って、もう一回呼び出された」と明かした。
ピン芸人よりもコンビやトリオを勧められたヒロミは、店で出会ったデビット伊東&ミスターちんに声を掛け、お笑いトリオ・B21スペシャルを結成した。
結成後は、なんとたった1~2年でテレビ出演を果たしたという。加藤は「すげーわ、超速だわ」と衝撃を受けた。
伊東がダチョウ倶楽部・寺門ジモンと出会った縁で、六本木のショーパブオーディションに合格。ショーパブで芸を見せるうちにテレビのスカウトを受けた。
スターダムをグイグイのし上がって行くB21スペシャルは山本の憧れ。加藤は「山本はヒロミさんになりたかったんですよ」と暴露し、山本は「ヒロミさんのつもりでツッコミをしていた」と加藤と組む前のトリオ時代を振り返った。
加藤は当時、B21スペシャルを「新しい感じのトリオだった」と新鮮に受け止めたそう。「ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、B21スペシャルがグンといった感じ」と80年代後半~90年代のお笑い界の印象を語った。
ヒロミは「清水のミッちゃんとかピンクの電話とかダチョウ倶楽部とかね」と応じ、「ぐわっとね、“みんなで行った”って感じだった」と同時期に躍進したお笑い芸人たちへの親しみを込めた。