ヒロミが若手時代から大御所相手でも態度を変えないスタンスや、先輩にかわいがってもらえる秘訣を語った。
2日(木)、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が出演する「迷えるとんぼちゃん」#7が放送。この番組は、芸能界の荒波を30年以上乗り越えてきた極楽とんぼが、毎回ゲストと本音でぶつかり合うお悩み相談バラエティ。
今回ゲストは、司会者やMC、DIY方面でも大活躍中のヒロミ。2004~2013年ごろまで芸能活動を自主的に辞めた過去を持つ。
ヒロミとトークするうち、加藤は逆に聞きたいことがあると切り出し、「テレビを見ていて、たけしさんにも所さんにも、さんまさんにもタモさんにも、とんねるずさんにも、全部同じスタンスで行ってたじゃないですか。あれは何なんですか?」と質問した。
ヒロミは「アッコさんが最初かな、レギュラーでは」と口を開き、「『和田アキ子って言っても、女は女だし』と考えた」「『アッコちゃんだよな』となって。女の子だよな」と当時の思考回路を説明。加藤は「ならない、ならない(笑)」とヒロミの怖いもの知らずな考え方に驚いた。
なんとヒロミは和田と出会った当初から「アコちゃんさ~」と話しかけていたそう。加藤は「続けてたらOKになったんですか!?」とさらに驚愕した。
ヒロミは「悪気もなく、『アコちゃん』『アコちゃんさ~』って」「今は『おい、アッコ』だから(笑)」と、和田の懐に入った経緯を明かした。
タモリとの絡みは「笑っていいとも!」にレギュラー出演していた時。放送前、ヒロミがタモリに「お、もりたん元気か?」と一方的にコントをふっかけ、タモリが「おお、小園」と乗ってくれたと説明。「そういう関係になるじゃん。それをそのままテレビでやっていただけ」と和気あいあいとした現場の雰囲気を語った。
ヒロミは明石家さんまも「さんちゃん」呼び。「可愛く言ったら、大丈夫かなって(笑)」と茶目っ気で心を掴んだという。
話を聞いた加藤は「今で言う、フワちゃんに近い」と納得。ヒロミは「フワはいい根性していると思う。(見ていると)自分のその時の感情を思い出す」と応じつつも、「ただ、俺とフワが違うのは、関係性を作らないでやる」「俺は、様子伺いながらやってんのよ(笑)」とフワちゃんとの違いを語った。
ヒロミは若手に「どうやったら“そこ”にいけるんですか」と聞かれることが多いそう。ヒロミは和田やタモリらの“お付きの人”の反応を見て判断すると明かした。
そしてとっておきの秘訣として、「先輩ってのは、同じ話を何回もする。アッコさんでもたけしさんでも」「それを初見のつもりで毎回聞く。これが本当に大事なんだよ!」「先輩が話したいことを、話させる。気持ちよく!」と力を込め、加藤は「ラジオとかで若い子に『また……』って言われる(笑)」「そいつらに言ってもらえませんか」とリクエストしていた。