ヒロミが「おじさん」と呼んで親しんでいるビートたけしとの深い絆を語った。
2日(木)、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が出演する「迷えるとんぼちゃん」#7が放送。この番組は、芸能界の荒波を30年以上乗り越えてきた極楽とんぼが、毎回ゲストと本音でぶつかり合うお悩み相談バラエティ。
今回ゲストは、司会者やMC、DIY方面でも大活躍中のヒロミ。2004~2013年ごろまで芸能活動を自主的に辞めた過去を持つ。
ヒロミが26、7歳の頃、ビートたけしに「あんちゃんさ、番組一緒にやってくれねえか」と声を掛けられたことがあるそう。ヒロミは「俺、『殿』って呼ぶのも失礼だし、『たけしさん』も遠いし……『おじさん』?」と考え、たけしを「おじさん」と呼んで距離を縮めた。
たけしとの印象的なエピソードを聞かれたヒロミは、たけしが「俺なんかホント死にてえよ」とよく言っていたと説明。ヒロミは「いざそうなった時は、『生きたいな』って思うと思いますよ」と語ったという。
そんな中、たけしは生死の境をさまよう大きなバイク事故に遭った。実はその前日、ヒロミはたけしと飲んでいたという。
ヒロミは「結婚した後の夏休みにハワイに行こうとしていた」「次の日の出発だったんだけど、たけしさんが『もう1軒行こう』って言った時、帰っちゃった」とたけしの誘いをお断り。その時、たけしは少し寂しそうだったという。
ハワイに着いたヒロミに「たけしさんが事故に遭った」と連絡が。たけしが入院したため、ヒロミは約半年間、たけしに会うことができなかった。
たけしが復帰会見をやる前、ヒロミはサウナでたけしと再会。たけしは「針金が入って大変なんだよ」「針金抜く時、痛いんだよ。初めておでんの気持ちがわかったよ」と話しかけてきた。
その言葉にヒロミは「この人、サウナで、こんな怪我してるのに、俺を笑わそうとしている」と感じ、「泣きそうになっちゃって」とたけしの芸人魂に泣ける思いだったという。「すごくない?」「おじさん、そんなのいいですよ」という気持ちに襲われ、「そんなにオチてないけど(笑)、すげーな」と振り返った。
そこでたけしは「怪我してさ、『死にたくねえ』と思ったよ」と漏らしたそう。たけしの「死にてえ」に対するヒロミのアンサーがここで回収され、加藤と山本は2人の深い絆に「へえー!」と声を上げて感動していた。