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 「私にもついにこういうお話がくるようになったのか」。2006年、12歳の時に女優として芸能界デビューを果たした川島海荷が、新しい仕事のオファーに素直な思いを打ち明けた。俳優の中田圭祐と期間限定の夫婦生活を営むこととなったのだ。

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 現在28歳となった川島は「生まれてから結婚を意識したことがない」という。しかし、擬似とはいえ、中田と結婚生活を営むことで「こういう生活ができたら楽しんだろうな」とポジティブな面が見えてきたそうだ。

 一方の中田は現在26歳。「結婚をリアルに考えたことがない」そうだが、番組を通じて“新しい発見”もあったと語る。そんな2人が思い描く結婚像とは?話を聞いた。


お互いの印象は?川島「天然ボケで面白い」中田「たくさん笑ってくれて嬉しい」

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 中田と川島は6月3日から放送したABEMAのオリジナル恋愛番組『私たち結婚しました 3』に出演し、期間限定の結婚生活を営む。初対面の2人がいきなりの結婚。普段は役者として活動する中田は「ドキドキでしたし、最初はとっても心配でした。台本に沿ってお仕事をするわけじゃないので」と初めての撮影を振り返る。川島も「役を演じるわけではないし、セリフもないから“大丈夫かな?” という気持ちでした」と同意見だ。

 最初はしばらく敬語での会話が続いていた2人。しかし、番組の中では人気漫画家・東村アキコが監修した“仲を深めるためのミッション”が課されるなど、徐々に関係性がほぐれていった。

 コミュニケーションを重ねていく中で、徐々にそれぞれが抱く印象も変化していった。中田は「出会う前の印象は大人しくて、口数もそこまで多い人じゃないと思っていたけど、たくさん喋って笑ってくれたから、そこはうれしかったですね」と明かす。

 川島は、中田に対し「天然ボケで面白いんです」と笑顔を見せた。「明るい印象を受けたし、思い切り笑う人なんだなって。抜けているところもあって、可愛いなって思いました。突っ込まざるを得ないと言うか(笑)」。

中田、川島が作る朝ごはんに感動「こんな幸せは他にないと実感」

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 結婚生活に密着し、“理想の夫婦関係”を追い求めていく様子が映し出されていく本番組。そもそも番組のオファー自体に迷いはなかったのだろうか? 

 川島は「私くらいの年齢になると、周りの多くが結婚していて、“ついに私にもこういうお話がくるようになったのか”という感じでしたね。どこか感慨深かったです」と話す。

 一方中田は「結婚という設定」に困惑しつつも、撮影前にしっかり気持ちを切り替えることができたようで「どうせなら楽しみたいと思えました。当日、結婚生活が始まるとなったら“とりあえず行くしかない”と、等身大で臨むことができました」と振り返った。

 夫婦としてのフィーリングはどうか? 川島は「お互いドライブが好き。私も運転は好きなので、そういうのはこれからも一緒に楽しめたらなって思います」と明かす。

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 中田は特に食事の時間に幸せを感じていたという。「朝ご飯を作ってもらったんですけど、それがすっごく美味しくて。パンとスクランブルエッグなどの“ジブリ飯”みたいな感じだったんですけど、フルーツたくさんのヨーグルトも作ってくれて“こんな幸せはほかにないな”って実感しました」。

 そんな食事の面でも共通点があった。「コーヒーがお互い好きで、でも、僕は豆を挽くまではしないんですけど、コーヒーミルを持参してくれたんです。コーヒーの香りで目を覚ますのが最高だったし、しかもすっごく美味しかったです」(中田)。


川島、買い物デートで“夫”に不満?!「助言求めても『俺わかんないから』っていうんです(笑)」

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 実際に結婚生活を体験してみて、新しい発見はあったのだろうか。中田は「家電など家で使うものを誰かと一緒に買う体験というのは初めてだったので、擬似ではあるんですけど、ちょっと結婚っぽさを実感しましたね。父親と母親のやり取りを自分も初めて体験したというか。それはすごく新鮮で楽しかったです」と話す。

 調理道具を買い物する中では、川島が中田に対し、少しの不満を抱いたという。「何を買えば良いのか悩んじゃったんですけど、助言を求めても『俺わかんないから』って言うんです(笑)。だから今度はちゃんと考えてね」と笑顔でリクエスト。新婚夫婦らしいやり取りが垣間見られた瞬間だった。

2人の結婚願望は?

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 ズバリ結婚願望について聞くと、川島は「同年代の人に比べたら結婚願望は少ない方だと思います。というより、生まれてから結婚を意識したことがないかもしれない。現実味はないですね」と答えた。しかし、今回の擬似体験を通じポジティブな面も見つかったという。「こういう生活ができたら楽しんだろうな、というのは思いました。楽しさが2倍になるような感覚がありましたね。誰かと一緒に住むのも大変そうなイメージがあったけど、“お互い楽しもう精神”がある中での生活は、親と住んでいるのとはまた違う面白さがありました」(川島)。

 現在26歳の中田は番組を通じて“結婚”というものをリアルに意識するようになったようで「結婚は“30前後とかでするのかな”って考えていましたけど、ここまで結婚をリアルに考えたことはなかった。今回時間を過ごす中で、結婚について考える機会は絶対に増えましたね」と明かした。

 理想の夫婦像について聞くと、中田は「まずパパとしてかっこよくありたいですね。ママが大好きなパパってなんか良いじゃないですか。結婚して、お互い異性という意識が抜けちゃうのもちょっと寂しいので。生涯ドキドキしていたいですし、それは理想です」。

 川島も「お互い出かけるときはちゃんとお洒落をしたいです。一緒に住んでいると、外に出かけることも日常になってしまう。でも、例えば仕事終わりに待ち合わせする時、付き合っていた時の恋人同士のようなドキドキは欲しいかな。私も男女の意識がなくなるのはちょっと寂しいのかもしれません」

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 『私たち結婚しました3』第1話はABEMAにて配信中。

取材・テキスト:中山洋平、撮影:藤木裕之

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