ナスDプレゼンツによる「Abemaで超過酷伝説」と題した企画がスタート。バイきんぐ西村が行ったタイ1600km縦断旅を振り返り、ナスDがディレクター目線で採点することとなった。
この番組は以前、バイきんぐ西村瑞樹が冒険バラエティ番組『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)にて行った、タイ縦断旅を特集したもの。縦断するのに使えるお金は、Instagramに投稿した写真に集まった「いいね!」の数で決まり、「1いいね=1円」からバーツに換算した金額のみとなる。Instagramに投稿できる回数は1日1回だけ。このルールに西村は「楽勝でしょう!」とたかをくくっていたが、最初に集まった「いいね!」は「523」。現地のお金に換算してたった159バーツだ。それを手に、タイ貧乏旅がスタートした。ちなみにこのお金は同行ディレクターの旅代も含まれている。
この旅のミッションは、ロケ日程の12日以内にタイを縦断すること。ミャンマーとの国境・メーサイを出発し、マレーシアの国境であるサトゥーンにたどり着かなくてはならない。
しかし早速西村は限られた予算に苦戦することに。当然、水を買うのにお金は必要だし、タイでは公衆トイレの多くが有料だ。よく水を飲む+お腹の調子が悪い西村はどんどんお金を使ってしまう。
交通費を捻出できないため1日目は移動を断念し、宿泊スペースを探すことに。そんな中、地元の人に紹介されて紀元前179年前に建立された寺院にテントを建てて宿泊することができた。
2日目。西村が寝る前にInstagramに投稿した写真に集まった「いいね!」の数は「607」だった。生活費183バーツが支給され、昨日からの残り35バーツを合わせて、所持金は218バーツとなった。ここからバスに乗って45km南の「チェンライ」を目指すことに。
しかし、この貧乏旅はご飯を食べるにも一苦労だ。体を張って、文字通りタイの激安の冒険を体感していく。西村は「ロケを行く前はめっちゃ嫌だった」と振り返りつつ、「何か帰ってくると(こういうロケをまた)求める自分がいるんですよね。ヒマラヤも登ってみたいし、もしそういうオファーがきたら“しんどいだろうな”という気持ちと“こんなの行ける機会2度と無いしなぁ”という両方の気持ちがある」とナスDに語った。
これを受けナスDが「それ西村さん相当珍しいですよ。体力系の番組ってこれまで『SMAP☆がんばりますっ!!』など結構やってきましたが、本当に心から楽しんで前向きにやれている人たちってSMAPと西村さんくらい。SMAPはみんなが楽しもうとするし、本当に5人が5人チャレンジャーな感じがしました。それに近いものを感じます」と語ると、西村は「まじっすか…僕かSMAPですか?」と恐縮しきりな様子。そんなナスDは今回のVTR採点を「100点」としていた。