不登校YouTuberゆたぼんが、加藤浩次の熱弁を受けて登校に前向きな姿勢を見せた。
9日(木)、ABEMAにて極楽とんぼの加藤浩次と山本圭壱が出演する「迷えるとんぼちゃん」#8が放送。この番組は、芸能界の荒波を30年以上乗り越えてきた極楽とんぼが、毎回ゲストと本音でぶつかり合うお悩み相談バラエティ。
今回のゲストは、不登校で話題の13歳YouTuber・ゆたぼん。ゆたぼんと話をする中で、加藤は「小学校低学年の時に嫌な思いをして学校に行かなくなった」「俺は、それを全然良いと思う」と不登校やYouTubeの活動を肯定。その上で、ゆたぼんが日本の義務教育に疑問を唱えたいのなら「中に入って実情を見た方がいい」とアドバイスした。
まず、加藤は「YouTubeを誹謗中傷する人は、実際にやりもしないで言ってくる。(ゆたぼんは)文句を言われる覚悟を決めているのに」とゆたぼんの心を解きほぐした。
ゆたぼんが話に聞き入ったところで、加藤は「でも、外から学校の文句を行っていたら、実はYouTubeで誹謗中傷している人と、学校の外から誹謗中傷しているゆたぼんと、実は同じ立ち位置にいないか?」「これって結構、危険なことだと思わないか?」と熱弁。ゆたぼんはしばらく考え込んでから、「そうですね」と納得した。
加藤は「本当に危険な状態になったら行かなくていいと思う」「無理して自分を追い詰める必要はない」と説明。改めてゆたぼんを無理に学校に行かせようとしているわけではないと伝えた。
加藤の意見を聞いたゆたぼんは「一回、行ってみるのもアリ」と初めて前向きな姿勢に。加藤は「ゆたぼんがこれからやっていくことの中で、(学校の)中に入って主張するのは大事だと思う」と、新たなステージを提案していた。