20代男性の4割が“デート経験なし”、“異性に話しかけるのはリスクとの声も”…男女共同参画白書にロンブー田村淳「時代を象徴している感じがする」
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 きのう閣議決定された「男女共同参画白書」に、“デート経験の有無”を問うた調査結果が掲載されていることが話題となっている。

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 ここでの“デート”の定義は“中学卒業以降で相手が恋人以外でもOK”、また“回答者がデートだと思うものだったらデートとカウントしていい”というものだが、20代男性の場合、およそ4割が“デート経験なし”と回答、政府関係者は「少子化に拍車がかかりかねない」として危機感をあらわにしているという。

 こうした結果について、野田聖子・男女共同参画担当大臣は「ネットなど、自分だけでも過ごせる多様なツールが増えてきたこともある」との見方を示し、「今や対面ではなくオンラインが主流。様々な角度で応援できたら」と話していている。

 テレビ朝日田中萌アナウンサーは「マッチングアプリを使って恋人と出会ったという友達は周りに結構いる。その場合、最初からデートというか、1対1で食事を始めることが多くなるし、グッと発展しやすいのかなと思う」、エンジニアでもあるタレントの池澤あやかは「時代の変化もあると思う。例えばオンラインゲームのコミュニティ内でコミュニケーションが増えていた人とオフで会って、そこから恋愛に発展するケースもある。デート経験の数字だけで問題視するのは間違っているのではないか」と指摘。

 東洋経済新報社の山田俊浩・会社四季報センター長も「以前から全国の自治体で“お見合い企画”のようなものが実施されてきたし、そうした場で出会ったことを“友達の紹介”などと説明してきた大人も多いのではないかと思う。しかし今はマッチングアプリの時代だし、そこで出会うことに眉をひそめてはいけない」、オンラインサロン『田端大学』の田端信太郎塾長は「アメリカの高校のプロムのようなものを学校で実施したりするようになるのだろうか。メタバースでデートするのは、ここでいう“デート”に入るのか?という問題も出てくると思う」と話した。

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 「男女共同参画白書」によれば、デートをしたことがないという20代男性は「コミュニケーションの取り方が分からない」「異性に話しかけるのはリスク」といった悩みを抱えているという。

 ロンドンブーツ1号2号の田村淳は「“リスク”というのが時代を象徴している感じがした。“気軽に誘って相手が嫌な思いをしたら”、“ハラスメントになりかねないな”、みたいなところに気を遣うと思う。僕はコロナ前、顔ではなく中身で恋愛をしようというイベント『マスクdeお見合い』を仕切っていた。400対400くらいのものだが、みんなの背中を押して、そこから何組も結婚するカップルが出ている。」と話していた。(『ABEMA Prime』より)

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