『BAZOOKA!!!』にて、タレントの後藤祐樹が妻に対して感謝の気持ちを述べる感動的なシーンがあった。
『BAZOOKA!!!』は、2011年より放送されていた社会派ドキュメントバラエティ。「空気を読まない」をコンセプトに、独自の目線で、“知らないカルチャー”、“ヤバい人”、“時事問題”にあえて切り込んでいくジャーナリズムバラエティとして、3年ぶりにABEMAで復活。MCを務めるのは小籔千豊、水原希子。レギュラーメンバーとして野性爆弾・くっきー!、中嶋イッキュウ、平本蓮が出演する。
この日は、『BAZOOKA!!!』が生んだ名物企画のリバイバル版、ヤンチャな経歴を重ねてきた男性の女性(恋人、妻など)たちが、男性に対しての思いを歌に込めて熱唱する「ヤンチャな男の女ののど自慢」が放送された。
後藤真希の弟でタレントの後藤祐樹の妻・後藤千鶴さんが登場すると、小籔は「可愛らしい。ヤンチャな界隈におりそうな感じはないですよ。ガーリーガーリーしてますよ」とヤンチャな雰囲気のない千鶴さんの姿に感想を述べた。
祐樹との馴れ初めをまとめたVTRによると、千鶴さんは1990年に4人兄弟の長女として誕生。父親は建設会社の社長で、千鶴さんは社長令嬢。ヤンチャとはかけ離れた環境で育った。一方の祐樹は、14歳にして歌手デビュー。しかし、度重なる不祥事により芸能界を引退。その後も、5年6カ月の実刑を受けるなど、ヤンチャすぎる人生を送っていた。そんな2人が出会ったのは2014年。友人の結婚式で意気投合し、2016年に結婚。結婚後は、千鶴さんの影響で祐樹の性格も丸くなったのだという。
そして、千鶴さんが祐樹に向けた手紙を読み上げた。手紙の内容は、「祐くんと出会って、もう9年目になります。わんこ達を家族に迎え、2人と5匹の大家族になって、私はお母さんとしての立ち回りが多くなったけど、祐くんは今でも1人の妻として、私をデートや旅行に連れて行ってくれるよね。それがすごくうれしいし、なによりも幸せな時間です」「今年、芸能界に復帰して、この先うまくいかないこともありますが、あまり怒らず、笑顔の絶えない家族にしていきましょう」といったもの。
千鶴さんは、手紙に書いた思いを込めてAIの「ハピネス」を熱唱。歌い終わり、小籔から「どうでしたか」と感想を求められると、祐樹は「今日はものすごく緊張して、楽屋で吐きそうってずっと行ってたんですけど、僕の妻という立場で、ステージで歌ってくれて、妻には感謝しかないですね」と話していた。