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 一度見たら忘れられない独特なネタでお馴染みの野性爆弾くっきー!。お笑いだけでなく、アーティスト、ミュージシャンと多彩な顔を持ち、活躍はとどまることを知らない。才能を開花させ続けるくっきー!に、今気になること、これからやってみたいことを聞いた。

【動画】くっきー!の“地上波NG”な禁断ネタ(8分45秒頃~)

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――本日はよろしくお願いいたします。多彩や分野で活躍されているくっきー!さんですが、今気になっていることがあったら教えてほしいです。

109ですね。ギャルの現状を知りたいです。

――(笑)。ギャル好きを公言されていますよね。

僕は心が黒ギャルなので。今も頭にパーティーチューンが流れています。芸人をやっていてネタに支障が出るので肌を焼いていませんが、本来ならばこんがり焼けている姿が理想です。もし芸人を辞めたとしたら、いの一番に日サロに行くと思います。

――くっきー!さんが色んなことに挑戦する原動力も、黒ギャル精神から来るのでしょうか。

根本には恥をかきたくないというのがあります。芸人なんて恥をかいて笑いを取るようなところが仕事みたいな部分がありますが、根っこの部分では、こいつカッコ悪いって思われたくない。だから努力するんでしょうね。

――例えば、どんな努力をされてきましたか。

僕はもともとギターが好きでずっとやっていましたが、ジェニーハイというバンドではベースを担当しています。「芸人やからこんなもんか」って思われたくないから、時間をかけて練習しました。絵もそうでしょうね。根気よくできるのは芯に「カッコ悪い」と思われたくないという気持ちがあるからでしょうね。

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――くっきー!さんの作品は、強烈なインパクトがあります。創作をするとき、どこから発想を得ているんですか。

よう聞かれますが、マジでわかんないんですよね。キャンバスの前に立ったときに、こういうのを描こうかなというあたりをつけて、そっからはやりたいと思ったことをやっています。できたもんができたもんって感じですね。

――発想が降りてくるようなイメージでしょうか。モノ作りは昔から好きなんですか。

小さいころから好きですね。僕は、形に残るものが好きなんですよ。脳みその中にしか残らないような旅行とかは好きじゃないんですよ。物としてそこに置きたい。形にして見ていたい。映像として一生残しておきたいという気持ちがあります。洋服やバイクも既存のままではなくて、自分がカッコいいと思う形にカスタムしています。さらに愛着がわきますよ。

――特別感が増しそうです。最後に、これからやってみたいお仕事があったら教えてください。

大阪のなんばグランド花月の近くでスーツ専門のクリーニング屋さんをやりたいです。なんばグランド花月では、師匠方が毎日スーツで舞台に立っています。舞台に立った後、クリーニングを出して、次の舞台の日にぱっとスーツを取ってまた舞台に出るという。この商売は、桁違いにニーズがあると思います。今は、出店のための頭金を貯めている最中です。

――師匠たちも便利になってきっとうれしいですね。今後も、くっきー!さんの活躍を楽しみにしています!ありがとうございました。

取材・文:氏家裕子
写真:You Ishii

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