ABEMAオリジナルの結婚モキュメンタリー番組『私たち結婚しました2』に出演し、最終話で夫の浅香航大と濃厚なキスをし、大きな話題を呼んだトリンドル玲奈。そんな彼女が、現在配信中の『私たち結婚しました3』#4と#5にスタジオゲストとして登場した。
トリンドルのファンで番組MCを務める千鳥のノブは、そのキスシーンを「トリンドルインパクト」と名付けたほどだ。そんな強烈な名シーンを生んだトリンドルに番組について話を訊いた。
何かをきっかけに急速に距離が縮まることも
――Season2では結婚生活を送る側として出演しましたが、今回のSeason3をどのように見ていますか?
1話から楽しみに見ていて、すっごくキュンキュンしました! 良い意味で恥ずかしいような気持ちにもなりながら、見る側になってもドキドキしています。
――出演していた当時の気持ちを思い出したりも?
思い出しますね。やっぱり最初は手探りな感じがありましたし、“自分の時の出会いはこうだったな”など、様々なことを振り返りつつ、楽しんで見ています。
――トリンドルさんがゲストとして出演した回では、佐野さん&島崎さん、中田さん&川島さんペアも、少しずつ心が近づいている頃だと思いますが、どういった印象を持ちましたか?
やっぱり、それぞれの距離の縮まり方があると思っていて。佐野さんと島崎さんは、まだ手探りな感じが見受けられたんです。お互い慎重というか。ミニブタカフェ(マイクロブタがいるカフェ)に行ってたんですけど、2人の時よりも豚がいる時の方が心の距離が近くなるように感じました。でも何かをきっかけに急速に距離が縮まることもあるだろうし、今後がものすごく楽しみです。
中田圭祐の距離の縮め方に「あれをやられたらドキドキしちゃう」
(トリンドル絶賛の中田の距離の詰め方)
――中田さんと川島さんはいかがでした?
あのおふたりはもうすっごくお似合いだなって思います。一番最初に見た時は、中田さんがすごく緊張していたから“大丈夫かな?”と思いきや、結構中田さんは距離の詰め方が上手で。川島さんが恥ずかしがったりするシーンもあって、そのバランスが素敵だなって思いました。
――中田さんはフィジカル的にも内面的にも、距離の詰め方が上手ですよね。
そう…! すっごく自然ですよね。あれをやられたら、女性ならドキドキしちゃうと思います。振り返ると、Season2の時は、私も含め女性陣が恥ずかしがっているというのはあんまりなかったなって(笑)。
――確かに。特にトリンドルさんの夫・浅香さんが恥ずかしがっていた印象があります(笑)。
そうかもしれませんね(笑)。でも今回のseason3では女の子が恥ずかしがっている姿で、ドキドキすることができるし、中田さんはそういう空気感を作ってくれる男子なんだって思いました。川島さんより2歳年下なのにすごいですよね。
――一方で佐野さんと島崎さんはどうしたら距離が縮まっていくと思いますか? 『わた婚』の先輩としてアドバイスしてもらえたら。
これは私の場合ですけど、とにかく『わた婚』の時はそれ以外のことは考えずに、楽しむことを意識していました。これはモキュメンタリー作品ですし、自分の人生とリンクさせ過ぎたり、いろいろ考えてしまうと硬くなっちゃうんじゃないかなと思うんです。とにかく等身大のまま、その場その場を楽しむことが大事なんじゃないかなって。今思うと、最初の頃にどんなことをしても受け止めてくれる相手の懐の深さを感じる事ができたので、私は素でいられることができたんだと思います。
最終回キスに「愛おしい時間でした」
――トリンドルさんと言えば、やはり最終回でのキスシーンが大きな注目を集めました。スタジオの千鳥ノブさんが思わず立ち上がってしまったほどのインパクトでしたね。
(笑)。最終回に向けて反響が大きくなっていくことは実感していたんですけど、やっぱりこの番組に出演していると、すごく不思議な感覚に陥るんですよ。いきなり結婚するし、いきなり家族が増えるし、そこからすぐにお別れの日がくるっていう…。改めて考えても不思議な日々なんです(笑)。そんな中で相手に対する愛情も持つし、お別れの日には自然と“ありがとう”という気持ちにもなりました。
(大きな話題をよんだ最終回のキス)
――今回の収録で、ノブさんや三浦翔平さんから何か言われましたか?
お会いして最初の方はずっと「トリンドルインパクトがスゴかったね…!」って言われていました(笑)。でも私的には「浅香インパクト」でしょって(笑)。私そんなにだったかな…確かにトリンドルって名前がちょっと……。
――キャッチーですもんね(笑)。
そう、キャッチーだから使われているのかなって(笑)。でもあのシーンは2人で作ったものだから「両方の名前を入れるか、旦那の名前を使った方がいいんじゃないですか?」って提案したんですけど、「そこは違うんだ!」と強く言われてしまいました(笑)。
塩野&足立のナチュラルなキスに焦り?
――放送では、塩野瑛久&足立梨花ペアの様子も見ていたと思いますけど、どんな感想を持ちましたか?
結構、向こうの方が、夫婦ならではのコミュニケーションを早くからしていたと思うんです(笑)。キスシーンとかも早かったですし、#6では2組で食事したんですが、別れる時に目の前で口と口でチューしていたので、それを見て正直焦っていたんです。謎の焦りですけど(笑)。
――そういう意味ではあの会食が浅香さんとの距離を縮めるきっかけにもなったのでしょうか?
そうですね。それと2人ともお酒が飲めたことが大きかったのかも。少し酔っ払ってからの方が、相手も素を見せてくれたし、何かを一緒にしてリラックスしている状態を作るというのは、距離を縮めるきっかけになるのかなって思います。
結婚に対するハードルは下がったかもしれません
――番組を通じて、結婚の擬似体験をしたわけですが、トリンドルさんの中で新たに生まれた価値観のようなものはありましたか?
当たり前だけど、やっぱり結婚は恋愛と違うと思ったし、家族ができるということは“安心できる場所が増える”ということなんだと思えました。そういう意味では結婚に対するハードルは下がったかもしれませんね。
――かなり本格的なシミュレーションをしたわけですもんね。
そうですね!
(佐野&ぱるるの今後の関係性に期待)
――では最後に今シーズンの今後に期待することを教えてください。
まだ、それぞれの夫婦がキスしたりなどで、コミュニケーションを取っているシーンはあんまり見られてないと思うんです。そういう行為を重ねることによって、心が変化していく部分はあると思うし、その時の2人の表情でいろんなことも見えてくるんじゃないかなって。私自身もこの先、どうなるのかすっごく気になっているし、特に佐野さん&島崎さんペアは最後にどんな関係性になるのかまったく予想ができないので、そこはめちゃめちゃ楽しみにしています…!
『私たち結婚しました』は韓国で2008年から約9年間レギュラー放送された国民的大ヒット番組『私たち結婚しました』(※)を日本版にリメイクした「ABEMA」オリジナルの結婚モキュメンタリー番組。今シーズンは、佐野岳と島崎遥香のペア、中田圭祐と川島海荷のペアの2組が結婚生活を送る。MCはお笑いコンビ・千鳥のノブと俳優の三浦翔平、シーズンゲストとしてタレントの高橋みなみが出演。浅香航大とトリンドル玲奈、塩野瑛久と足立梨花のペアが出演したシーズン2の最終回はSNS を中心に多くの反響を集め、総視聴者数は100万人を突破いたしました。
※:『私たち結婚しました』は、韓国の地上波放送局、株式会社文化放送(MBC)が企画、制作した番組。
取材・テキスト:中山洋平、撮影:Mayuko Yamaguchi
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