“あいきゃん”の愛称で親しまれている、歌手の小林愛香(28)。大人気アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の津島善子役として人気を集め、声優9人で構成されたスクールアイドルユニット・Aqoursの一員としても活躍している。
そんな人気声優の小林に、『ABEMAエンタメ』が独自のインタビューを実施。芸能活動の転機となった『ラブライブ』秘話、そしてアニメやライブ、写真集などのマルチなフィールドで活動する上で大切にしていることを聞いた。
――芸能界を目指したきっかけや、活動の原点を教えてください。
「物心がついたときから、歌うことと踊ることが大好きでした。安室奈美恵さんがすごく好きで、すごくかっこよくて、『私もそうなりたい』と思ったのがきっかけです」
――2015年に声優デビューを果たした小林さんですが、オーディションを受けることは一大決心だったそうですね。
「元々、事務所の社長から『声優のオーディションを受けないか』という話が何回かあったんですけれど、『歌を歌いたいです』とずっと閉じこもっていたので、なかなか踏み出せませんでした。けれど、ある時にちょっと『挑戦しなきゃいけないのかも』と思っていたら、声優のオーディションのお話をいただきました。『ラブライブ』は歌もダンスも活かせる場所だと思っていたので、このオーディションにかけました。声優の世界に飛び込むのはすごく怖かったんですけれど、挑戦してみて良かったです」
――2021年には、ソロとして初のライブツアーを開催されましたが、その時の感想を教えてください。
「自分の曲だけのライブツアーは初めてだったので、挑戦したツアーになりました。色々と学べたことがあったし、『すごく愛されているな』『ありがたいな』『幸せ者だな』と感じました。ライブでしか育めない絆がいっぱいあると思うので、これからもライブを大事にしていきたいです」
――小林さんにとって、応援してくれるファンはどのような存在ですか?
「(ファンは)友達のような、“戦友”のような感じでもあります。嫌なことも、うれしいことも教えてほしいです。友達のような関係でいられたら良いなと思います」
――アーティスト・声優として活動する一方で、写真集を2度発売。1st写真集を経験したからこそ、2nd写真集の撮影で上手くできたことはありますか?
「1st写真集のときは、海外で撮影させていただきました。今度(2nd写真集)は日本で温かみのある、どこかちょっと懐かしい“ふるさと”のような場所で撮影しました。思いきり楽しんでいることには変わりないです。全力で楽しんでいる姿がどちらの写真集にも写っていると思います」
――小林さんはさまざまなフィールドで活躍し、ファンを魅了し続けていますが、活動する上で意識していることはありますか?
「全部を全力でやっているからこそ、ちょっと空回りするときもありますが、自分の持ち味だと思うのでこれからも全力で頑張っていきたいです」
――2022年6月25、26日には、Aqoursとして2度目の東京ドームの舞台に立つ小林さん。意気込みをお願いします。
「東京ドームに1回立つだけでもすごいと思うのに、2回も立てるだなんて……。1回目に立ったときに『また戻ってきたい』と言ったけれど、まさか本当に戻ってこられるとは思っていなかったので、すごくすごくうれしいです。一生懸命みんなと思いを1つにして、ひとつひとつ当たり前のことを積み重ねて、東京ドームでの公演に臨みます」
(『ABEMA NEWS』より)
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