安倍元首相、総理を辞めてからの心境の変化を明かす「はるかに精神的には楽」
安倍元首相にタブー無しで直撃
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 25日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され安倍晋三元総理大臣が現在の生活について語った。

【動画】安倍晋三氏、首相時代のプレッシャーを明かす(10分頃~)

 番組では安倍氏をゲストに招き、竹山とのおよそ1時間にわたる対談の様子のVTRを放送。対談に同行したジャーナリストの青山和弘氏が解説をした。

 まず竹山が最近の体調について問いかけると、安倍氏は「免疫抑制剤を飲んでいたんですけど、いまは飲まなくていい状況」と、持病の薬は服用しているものの総理大臣のときよりは状態がいいことを明かした。

 総理大臣のときは「自分の時間」がほとんどなかったという安倍氏。現在は国会議員という立場と、いわゆる「安倍派」と呼ばれる政策グループ「清和政策研究会」の会長を務めており、地元の会合や講師として招かれ、土日が潰れてしまうこともしばしばあるという。

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 しかし「プライベートの時間はない?」と尋ねると、安倍氏は「もちろん総理大臣時代にくらべれば、はるかに精神的には楽ですし、プライベートな時間はないわけではない」と回答。ここで青山氏は「総理大臣のときは動静が全部出る」と補足した。

 総理大臣は、日本の主要新聞に掲載される総理の動向記事「首相動静」によって「何時何分、誰と面会」といった動きや行動が記載される。青山氏が「それがなくなったのは大きいんじゃないですか?」と問うと、安倍氏は認めて「プライべ―トなんだけれども、動静が出る以上公務に近くなるといった側面がある」と、当時との違いを語った。

 竹山は「異常な生活というか、精神状態はもうヤバいというか、相当ですか?」と直球質問。安倍氏は自身について、一度総理に就任して辞職してから5年経って再び総理大臣になるという、過去にあまりないケースだったと説明。

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 「初めて総理に就任したときは、この1年間というのはずっと、相当なプレッシャーがありました。毎日毎日すべて動静が出ますから、常に自分の生活がさらされているというのはやはりプレッシャーにもなります。あと国会で厳しい質疑に耐えなければいけないせんし、日々マスコミなどの批判にも耐えなければいけない」と、一度目の総理時代は特に苦労があったことを告白した。

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