『報道ステーション(テレビ朝日)』の初代メインキャスターを12年間務めたフリーアナウンサーの古舘伊知郎がゲストとして登場し、上沼恵美子から「本当に嫌われてると思う」と暴露した。
6月29日(水)よる11時30分より、ABEMAにて坂上忍がMCを務める新番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。どれがデマでどれが真実なのか分からない、有名人の噂話がネットに蔓延る昨今。毎回異なるゲストが抱えるデマ投稿に坂上がNOを突きつけ、視聴者の代表として、その真実に迫る。そして「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、公平な立場から解き明かしていく。企画・構成は鈴木おさむ氏。
1994年、1995年と2年連続で上沼恵美子と共に『紅白歌合戦(NHK)』の司会を務めた古舘。関西の女帝である上沼氏が紅白でアウェー感を感じていることに気付けず配慮が足らなかったそうで、自身は「嫌われて当然」だと明かした。
しかし上沼氏が3年目の紅白共演を拒否したという投稿に関しては真偽がわからないと話す古舘。3回目に紅白の司会を務めた際のパートナーは松たか子だったと振り返った。当時20歳前後だった松たか子が紅組の司会に起用されたという事で、紅白の司会経験がある自分が安パイとして白組の司会に起用されたと思っていたという古舘。しかし司会をやってみると「松たか子さん全く持って立派で、何にも俺がフォローする必要もない状態だったの」と明かした。
それを踏まえ「NHKはそういう風にして決めたと思っていたけど、もしかしたら(上沼氏が3度目の共演を嫌がったということは)あり得るかも」と話す古舘。「じゃあ、本当に嫌われてるんですね」と笑う坂上に「いや、ものスゴイ嫌われてると思う」と断言し「紅白の後会ってないんですか?」と言う質問にも「全然会ってない!」と答えた。
しかしその後、関西ローカルの番組に古舘を1~2度呼んでくれたという上沼氏。しかし古舘は「俺は逃げたんだよね」と明かし「なんで逃げたんですか?」と坂上を驚かせた。「行けば和解できたかもしれないのに、なんか逃げたんだよね、大人気なく」と言う古舘に「上沼さんが生島さんに言ったのはフリかもしれないじゃないですか(1年ほど前に生島ヒロシ氏が上沼氏の番組に出演した際「本当にあなたはいい人!あなたは好きなんだけども、あなたの年恰好から想像する私の世界一嫌いな司会者がいるの。その男の顔を思い出すから堪らない!!」と言われていたそう)」と返す坂上。
しかし古舘は「そのレベルじゃないと思う」と話し「そんなに嫌われてる?」と苦笑いする坂上に「他からも風の便りで伝わってきたから」「本当に申し訳ない限り」と、申し訳なさそうな表情を浮かべた。それを聞いた坂上は「僕は本当に上沼さんにお世話になってるから」と遠くを見つめる。そして「これに関してはもう古舘さんが悪いということで…」と話を締めくくった。