古舘伊知郎、抗議の嵐だった『報ステ』時代、一番つらかったことは?「心が折れかかったことも」
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 ゲストで登場した古舘伊知郎が、かつて『報道ステーション』に出演した中で一番辛かったことを明かした

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 6月29日(水)よる11時30分より、ABEMAにて坂上忍がMCを務める新番組『デマ投稿を許さない』が放送。同番組は坂上がSNSのタブーに斬り込み、議論の嵐を呼ぶ禁断のトークバラエティ。どれがデマでどれが真実なのか分からない、有名人の噂話がネットに蔓延る昨今。毎回異なるゲストが抱えるデマ投稿に坂上がNOを突きつけ、視聴者の代表として、その真実に迫る。そして「真実を言っても炎上するだけ」「本当のことを言う場所がなかった」というゲストの胸の内を、公平な立場から解き明かしていく。企画・構成は鈴木おさむ氏。

 今回のゲストは『報道ステーション(テレビ朝日)』の初代メインキャスターを2004年~2016年まで12年間務めたフリーアナウンサーの古舘伊知郎。坂上が「風当たりが強い時は強いんじゃないですか?」とキャスター時代のことを尋ねると「スゴイですよね。抗議の電話がいっぱいテレ朝に来て。一番悪かったなと思うのはテレ朝の上層部の人と(抗議の)電話を受けてた学生アルバイトの人」と明かす古舘。当時はまだメールではなく電話での抗議が多かったため「それの対応の人はガンガン俺の事で怒られて、ストレス溜まったろうな」と振り返った。

古舘伊知郎、抗議の嵐だった『報ステ』時代、一番つらかったことは?「心が折れかかったことも」
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 そんな古舘の話を受け「だって古舘さんアレでしょ?そういうの全部目通してたって言ってませんでした」と言う坂上に「12年間1日も休むことなく平均すると300本、なにか問題発言したりすると600本ぐらい(抗議の内容を)全部読んでました」と頷く古舘。

 「でも心折れないですか?」と尋ねる坂上に「折れかかった時もあったけど。何が一番折れるかって言うと、罵詈雑言はまだ折れないんですよ。言ってない事を言ったって言われるのが一番なんですよね」と明かし、他のキャスターが言ったことを古舘が嫌いだからコイツが言ったと記憶をすげ替えられるのが辛かったと話した。

 しかし、その内に「言ってなくても言ったことにしていいやと。その人は俺に怒ってちょっとでもスッキリしてまた朝起きて仕事行くんだったら、それも仕事だな」と感じたという古舘。それよりもさらに辛かったのは「偏見と差別」だったと話した。「『たかが立教大学上がりのプロレス実況あがりが、即刻辞めやがれ!!』っていうのが結構きたんですよ」と明かす古舘。

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 「じゃあ、マサチューセッツ工科大学出てればいいんですね?ってことなんですよ。だからやっぱりそういうのは人間社会につきものだっていうのは、そこでずーっと勉強させてもらったと思う」と振り返った。

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