ABEMAにて、2022年7月10日(日)に生放送する『カーネクストPresents第43回ABCお笑いグランプリ』。芸歴10年以内のお笑い芸人を対象とする本大会は、ダウンタウン、ナインティナイン、千鳥、かまいたち、霜降り明星、オズワルド、などの歴代優勝者達を輩出し、若手芸人の登竜門的存在となっている。
今回、決勝進出を決めたのは、青色1号、かが屋、カベポスター、こたけ正義感、Gパンパンダ、ダウ90000、天才ピアニスト、ドーナツ・ピーナツ、ハノーバー、フランスピアノ、ヨネダ2000、令和ロマン。
ABEMA TIMESでは、決勝進出した12組にインタビューを実施。大会への意気込みなどを語ってもらった。本記事で紹介するのは、Aブロックの青色1号、かが屋、こたけ正義感、ドーナツ・ピーナツの4組。
▼青色1号
①『第43回ABCお笑いグランプリ』決勝に進出されたお気持ちを聞かせてください。
榎本:素直にめちゃくちゃ嬉しいです。ABCお笑いグランプリにはトリオになる前からずっと挑戦していたんですが去年まで毎回一次審査の動画審査で落ちていて…最終予選にも進んだことがなくて、何がダメなんだろう?他と何が違うんだろう?と悩む時期もあって、
何回も悔しい思いをしていたので決勝に進出出来て良かったです!
今年初めて最終予選に行けただけでも嬉しかったんですがさらに決勝に行けたのはホントに嬉しかったです!
仮屋:びっくりしてますし、かなり嬉しいです。昔からエントリーはしていましたが、最終予選に行けたことが1度もなかったので、正直ずっと見てるだけの大会でした。
今年初めて最終予選に行けたのでそれだけでも嬉しかったのですが、そのまま決勝進出も決まってまだ実感はあまりありません。
上村:嬉しいです。ずっと面白いネタをしているつもりなのになかなか賞レースは勝てないのでやっと決勝まで行けたなという感じです。僕らのネタを主に関西の方に観てもらえるのがすごく嬉しいです。東京のコント師にも面白いやつらがいるなと思わせたいです。
②『ABCお笑いグランプリ』とはどのような存在ですか?
榎本:絶対に立ちたい舞台です。参加条件が芸歴10以内で誰にでもチャンスがありますし、第40回大会と去年の大会に同じ事務所の太田プロから決勝進出が出たのと去年仲の良い芸人達が決勝に進出していたのを見て、絶対に立ちたいぞ!という気持ちが大きくなりました。俺たちにもチャンスがあるぞ、俺たちも絶対に決勝行くぞと思いました。
今はコロナの関係で最終予選を東京でしていますが、昔最終予選が大阪で行われていた時に東京組が夜行バスで大阪に行って、大阪で最終予選をしているのは憧れていました。
仮屋:昔からテレビで見てた大会で憧れの存在です。しかし、関西の賞レースという印象が強かったし、僕たちはずっと最終予選前に落ちていたため自分たちが出るイメージが全然湧かなかったです。
ただ去年の決勝進出者に同じ事務所のさすらいラビーや、普段一緒にライブをやってるコンビがたくさん出ていてたので、そこで意識が変わりました。決勝に行きたいという気持ちが強くなり、より一層憧れの存在になりました。
上村:関西の賞レースという印象でしたが、決勝出場が決まってからの反響と歴代のチャンピオンを知ってすごい大会なんだなと実感しております。優勝すれば芸人として必ず泊のつく最高の大会です。そんな大会を作っているスタッフさんを尊敬しています。大好きです。
③優勝した際の賞金の使い道を教えてください。
榎本:僕らは決勝進出者生発表のアピールコーナーで優勝賞金総取りジャンケンして、上ちゃん(上村)が賞金を総取りすることに決まったので、まずは上ちゃんに賞金を少し分けて貰えるかの交渉から始めます。交渉がうまくいった時はその賞金で揃いの舞台衣装を買いたいです。
今、舞台衣装が決まっておらず舞台衣装を買うために先月からお笑いの給料から1人1万円を出してそれを貯金し始めたんですがもうすでに仮屋がお金なさ過ぎてヒィヒィ言っているのでいち早く賞金で舞台衣装を買いたいです。あとは親やお世話になってる先輩、後輩にご馳走したいです。あとは仮屋が僕に借金をしているので賞金でお金返してもらいます。
仮屋:いろいろな人に借りたお金を返したいです。ただ僕たちは決勝進出者発表のときにトリオで賞金じゃんけんをしてるので今のところ上ちゃんが全部持っていくということになってしまっているので、またじゃんけんをし直そうという提案からから始めたいとおもいます。
その場合は僕たちはあと二勝したら勝ち、上ちゃんは既に一勝しているので、あと一勝すれば勝ちというルールを提案したいとおもいます。
上村:アピールタイムでジャンケンで勝ったのですが、相方は不服そうなのでまずは相方に本当のことだと伝えます。それじゃないとやらせになってしまい、ABCさん、ABEMAさんに迷惑がかかってしまうからです。
100万円は大好きな恵まれない同期たちとお祭りをして、記念に高級時計を買って使い切りたいと思います。
④決勝に向けて意気込みをおねがいします。
榎本:今年初めて決勝に行けたのでこの勢いで絶対に優勝します!今、同じ事務所のストレッチーズが優勝して事務所が盛り上がっているので僕らがABCで優勝してさらに盛り上げたいです!この波に乗りたいです!優勝して事務所の期待にも応えたいです!ホントに!
仮屋:絶対優勝したいとおもいます。最初で最後のつもりで挑んでいきたいです。
それと僕たちは賞レースのファイナリストは初めてですし、他の決勝メンバーに比べると知名度も劣るとおもうので、なにかインパクトを残したいです。もっと青色1号のことを知ってもらえるように頑張ります。
上村:必ず優勝します。自分を信じてよかったと思える大会にします。賞金総取りジャンケンで僕が勝ったので、相方はやる気を無くしてますが僕はそれ以上にやる気なので勝てると思います。
▼かが屋
①『第43回ABCお笑いグランプリ』決勝に進出されたお気持ちを聞かせてください。
加賀:ずっと挑戦していたのですが毎年負けていて、本当に念願だったのでやっと出られるという嬉しさで胸がいっぱいです。決勝進出者が順番に発表されていく中、全 12 組なのに 11 組目まで名前が呼ばれず、「だるいだるいもう呼ばれないこれ・・・負けたこれだるいやだやだ・・・」と言っていた所にラスト 12組目で選ばれたので心底驚きました。整理が追いつかなくて「よっしゃー!」と言いたいのに口の中に残っていただるいが出てしまって「だるー!!」と叫んでしまうくらい頭が働いてませんでした。本当に天井突き抜けるくらい嬉しくて、現時点でも走馬 灯に出てくるなというくらい喜んだので優勝してさらに確実なものにしたいです。
賀屋:決勝進出者発表の生配信ではなかなか名前が呼ばれず、終わったと本当に思ってました。観ている生配信とラグがあるはずなのでスタジオが電話かける前にかかってこないとおかしいとわかっていながらもコールが鳴ってからもドキドキして、違う人達が出て、落ち込んで・・を 11 回やりました。旅行先で財布なくしたひとくらい本当に最悪の顔をしてました。しかし、決勝に行けました。それまで不貞腐れてたのが嘘のように満面の笑みになり子どものようにやったーと言ってました。だいぶ揺さぶられています。本気です!
②『ABCお笑いグランプリ』とはどのような存在ですか?
加賀:関東関西問わず、ABC で良いネタをした人がいると芸人がめちゃくちゃ噂するので、各芸人にとってターニングポイントになる存在だと思います。憧れの人達がABCを通っていく所もたくさん観てましたし、ここで観たネタがその後ずっと忘れられないネタになっていることが多く、優勝するしないに関わらず最高のネタが観れる大会という印象なので、自分もここで絶対にウケて関東関西の楽屋で持ちきりになりたいです。
賀屋:歴代の優勝者の方々観ても凄いメンバーで、早くここに名前を連ねたいと思えるアツい大会です。お笑い全種目 OK のなんでもありの大会で優勝することはとてつもない自信になると思っています。僕らにとっては大阪で開催されるということも気持ち的に大きく、ここで認められたら本物と思って貰えるんじゃないかとも思っているというもうとにかく優勝したい大会です。
皆同じこと思っています。一言一句被ってる人もいるのではないでしょうか。
③優勝した際の賞金の使い道を教えてください。
加賀:実家が古くなり壊さなきゃいけなくなってしまったので、実家の解体に使いたいと思っています。優勝できなくても壊さなきゃいけないのですが、僕が優勝することで母のダメージが少しでも和らげばという思いです。優勝できるかどうかで引越し先の間取りも変わってくるかもしれないので一部屋増やす為にも絶対優勝したいです。
賀屋:この質問は本当に人それぞれで正解などないと思うのですが、僕なりに考えたところ、コントをやるにおいてかかってくる小道具や衣装、稽古の場所代に使わせていただければと思っています。もちろんこの答えで皆さん の評価が変わると思っていませんし、少しでも良く思われたいと思ってるわけではありません。
ただ、優勝賞金はコントに使う小道具や衣装代、稽古の場所代に使わせていただきたいと思っている所存でございます。
④決勝に向けて意気込みをおねがいします。
加賀:ABCでウケるかどうかで今後胸を張れるかが決まってくると思いますし、芸人になりたいと思っている人に大きな影響を与えると思うので、ここで思いきり決めて、かが屋チルドレンを作るぞくらいの気持ちで臨みます!
1本目のネタで1位通過して2本目も1位通過して優勝するぞ!
賀屋:マセキ芸能社でABCABCお笑いグランプリを制した芸人さんはいないので、マセキにトロフィーを持って帰りたいです。そして大阪で行われるライブや番組にたくさん呼ばれて大阪に来た時「おかえり」と言って貰えるくらいの芸人さんになれたら嬉しいです。
あと、これは本当に意気込みでもなんでもないのですがファイヤーサンダーの崎山さんが会うたびずっとABC優勝したというマウントを未だにとってくるので、そろそろ黙っていただけるように頑張りたいです。
▼こたけ正義感
①『第43回ABCお笑いグランプリ』決勝に進出されたお気持ちを聞かせてください。
正直、未だに信じられません。この大会は昔からずっとテレビで見ていましたし、芸人になってからも最終予選にすら進んだことがなかったので自分のような人間には縁のない世界なんだと思っていました。
単純に「嬉しい」でもなくて、当日スタジオ入りするまで「本当ですか?」と思い続ける気がします。憧れ続けていた世界の住人から「君もここ入っていいよ」と言われたような感覚です。まだ僕自身、世界の外にいて、中がどんな感じなのか、中の人たちに馴染めるのか分かりませんが、「入っていいよ」と言われたことを何度も反芻して噛み締めています。
②『ABCお笑いグランプリ』とはどのような存在ですか?
M-1、KOC、R-1とそれぞれの専門に特化した大会がありますがABCは異種混合であって「お笑い」の大会の最高峰だと思っています。それだけでなくまだ世に出ていない新しい才能に光を当ててスターを掘り出す大会でもあるのでここで結果を残すことで人生を変えられる、そういった面でも若手が一番重要視している大会だと思います。
労働審判に例えるなら第一回期日くらい重要で、ここで十分な証拠を提出し、主張を固めておくことでその後の手続の大枠が決まってしまいます。それくらい重要な大会です。
③優勝した際の賞金の使い道を教えてください。
今回の出場者の中で優勝して100万円を丸々もらえるのはピン芸人である僕と青色1号の上村さんくらいなので、100万円がないとできないことに使えたらいいなと思っています。amazonで調べたところ、トリケラトプスの等身大フィギュアとアロサウルスの等身大フィギュアが合わせてちょうど100万円くらいだったので、それが最有力候補です。
あとは弁護士バッチを紛失した場合、再発行に1万円ほどかかるので弁護士バッチを100回失くしてみる、という案もあります。
④決勝に向けて意気込みをおねがいします。
もちろん優勝したいです。したいですが、それ以上にたくさんの人にネタを見てもらえること、壮々たる先輩方に評価や意見をもらえること、そして何よりABCの舞台に立てることが楽しみです。一生のうちでも一度あるかないかの経験だと思いますので、その瞬間、瞬間を誰よりも噛み締めたいと思っています。
エンジョイ勢みたいなことを言ってますが、勝負を放棄しているわけではないですし、僕のネタで日本中の人に笑ってもらいたいです。一番になることを信じて本番に挑みたいと思います。
▼ドーナツ・ピーナツ
①『第43回ABCお笑いグランプリ』決勝に進出されたお気持ちを聞かせてください。
素直にめちゃくちゃ嬉しいです!ずっと賞レースの結果が良くなくて悩んでたところで今回選んでもらえたのはすごく自分達の中で大きいです!特に意識していた賞レースなので全エネルギーを注ぎ込みます!
②『ABCお笑いグランプリ』とはどのような存在ですか?
ABCお笑いグランプリの王者は今1番欲しい称号です!ネタを作る時は必ずこの賞レースを意識してます!関西に限らず全国の若手の中で1番を貰える燃えずにはいられないものです!
③優勝した際の賞金の使い道を教えてください。
親を旅行に連れて行くのと宴会場を貸し切って後輩達と宴を興じます!
あとお気に入りの腕時計が壊れてしまって修理するお金もないのでずっと壊れたまま付けているので腕時計の修理もしたいです!
④決勝に向けて意気込みをおねがいします。
変に色々考えずドーナツ・ピーナツの面白さを出し切ります!一度も単独ライブが満席になったことが無いので優勝してお客さんを増やして満席の単独ライブをしたいです!
■『カーネクスト Presents 第43回ABCお笑いグランプリ』番組概要
放送日程:7月10日(日) 午後1時55分~(生放送)
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2
放送URL: https://abema.tv/channels/special-plus/slots/BNjLh878UoEbHH
出演者:山里亮太(南海キャンディーズ)、澤田有也佳(ABCテレビアナウンサー)
<決勝進出12組> ※五十音順
青色1号(太田プロダクション)
かが屋(マセキ芸能社)
カベポスター(吉本興業)
こたけ正義感(ワタナベエンターテインメント)
Gパンパンダ(ワタナベエンターテインメント)
ダウ90000(YOU GO sign)
天才ピアニスト(吉本興業)
ドーナツ・ピーナツ(吉本興業)
ハノーバー(松竹芸能)
フランスピアノ(グレープカンパニー)
ヨネダ2000(吉本興業)
令和ロマン(吉本興業)
■『カーネクスト Presents第43回ABCお笑いグランプリ!ネクストブレイク確実!新王者を秒速解剖SP!』番組概要
放送日程:7月10日(日) 夕方5時25分~(生放送)
放送チャンネル:ABEMA SPECIAL2
放送URL: https://abema.tv/channels/special-plus/slots/Czr4nE7kSWUvKH