映画『破戒』の初日舞台あいさつが8日、都内で行われ主演をつとめる、間宮祥太朗(29)と石井杏奈(23)と矢本悠馬(31)が登壇した。
間宮が演じた映画『破戒』は、生まれを隠し通せという父からの戒めを守りながら生きる、被差別部落出身の教師・丑松の差別への葛藤や戦いを描いた作品となっている。
公開初日を迎え、舞台あいさつを終えたばかりのキャスト3人に「ABEMAエンタメ」が独自インタビューを実施。「戒め」が大きなテーマになっていることから、主人公を演じている間宮が“戒め”にしていることを明かした。
「超くだらないことで、そろそろ行きますって呼ばれた時とか、撮影合間の移動中にお手洗い行きたい時とか『ちょっと、トイレだけ行ってくるわ』ていう『だけ』が口癖になってるのが意味わからないと思う。普通に『トイレ行ってくる』でいいので『だけ』を取るっていうのを今すごいやっています」
そんな間宮と公私共に仲がよく、劇中では丑松を支える銀之助を演じた矢本が、見た目からは想像できない“戒め”を明かした。
「生まれつきちょっと偉そうな状態で生まれてきて、ジャイアンみたいなガキ大将気質なところがあるので、あんまり他人に不快な思いとか威圧しないように、できるだけ笑顔で過ごしています。昨日も『破戒』の番宣で出た番組が、座りのインタビューで、出る直前にマネージャーから『座り方だけ偉そうなのやめてくださいね』っていわれて『わかっているよ』って思いました。私生活の所作がオラオラしているのかわからないですけれど、勘違いを生まないように気をつけていますね」
主人公・丑松が恋心を寄せる、士族出身の志保を演じた石井は、徹底したパフォーマンス管理術を明らかにした。
「絶対に5時間寝ることです。かなり忙しい時期に、自分は何時間寝たらセリフを間違えないんだろうっていう研究したら、5時間だったんですよ。だから3時間寝られたとしたら車で絶対2時間寝るとか、お風呂を早めるとかして、絶対に計5時間にして仕事に挑むっていうことをしています」
(『ABEMA NEWS』より)