日韓同時配信が話題のオフィスラブ・ドラマ『バッドガールフレンド』。気になる男性を見つけると付き合わずにはいられないヒロインを中心としたスリリングな恋愛模様が描かれていく。
広告会社の優秀な社員として、上司たちからも認められ、同僚からの信頼も厚いヤン・ジス(ビョン・ソユン)。誰に対しても感じのよい彼女だが、プライベートでは狙った男性を逃さない、積極的な恋愛を続けていた。現在のターゲットは行きつけのカフェの店員ムン・ジホ(ヒョク)と、厳しい上司ユン・テオ(パク・ヨンウン)。それぞれにそれとなく近づくことに成功したジスは、キープ用のボーイフレンドに別れを告げ、本格的な行動を開始する。
次世代を担う新人俳優が集結した今作。とことん自己中心的ながら、なぜか憎めない主人公ジスを演じているのは、CMで活躍後、警察大学を舞台にした青春ドラマ『警察授業』でドラマデビューを果たしたビョン・ソユン。ユ・スンホ主演の時代劇『花が咲けば、月を想い』や、現在、韓国で大ヒット中の映画『魔女2』にも出演と、注目度急上昇中の彼女が、自分の感情に100%正直な“悪い”ガールフレンドを魅力的に見せている。2人の男性と親しくなっていく中で、「どちらかと別れなければ」ではなく、「幸せがダブル!」と前向きに(?)考えるなど、これまでにない新鮮なヒロイン像となっている。
そんな彼女のツンデレ上司ユン・テオ役は、時代劇『王は愛する』で鮮烈なデビューを果たしたパク・ヨンウン。アクションのトレーニングに励んで臨んだというこのドラマで高く評価された彼が、『バッドガールフレンド』では、社内で積極的にスキンシップをとってくるジスに戸惑いながらも惹かれていくテオをクールに演じている。
一方、年下男子の愛くるしさでジスと急接近するムン・ジホに扮しているのは、昨年、デビューしたボーイズグループOMEGA Xのヒョク。メンバー全員が別のグループで活動した経歴を持つ異色のグループを飛び出して、演技に挑戦している。「カフェの店員」であったはずのジホが、新しいプロジェクトを担当するデザイナーとして会社にやってきたことで、完璧だったはずのジスの計画が危機を迎えていく。さらに、そんなジスのプライベートを知り尽くしている親友クァク・ヒョヌを、『イカゲーム』のイ・ジョンジェらが設立した事務所アーティストカンパニー所属の新人ユ・ジョンフが軽妙に演じている。
ウェブドラマらしく、1話が約20分と、見易さもうれしい『バッドガールフレンド』。2人の恋人と同じ職場で働くことになった主人公ジスの物語は、どんな結末を迎えるのだろうか?
『バッドガールフレンド』はABEMAにて配信中。また毎週火曜と木曜の夜6時から1話ずつ配信。
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テキスト:佐藤結