2700ツネが『マネーの虎』社長にまったく利益のでないビジネスモデルを披露し、「計算ができていない」と的確に指摘されて投資話を打ち切られた。
7月25日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#35が放送。ツネのキッチンカープロジェクトが最終章を迎えた。
以前の放送で、『マネーの虎』の“冷徹な虎”こと南原竜樹社長に500万円の投資をお願いしたツネ。ツネは「エンタメキッチンカー」の夢を掲げたが、南原社長はずさんなプランにダメ出しを連発。その一方で温情を見せ、「事業計画書を作ってきてほしい」「目標100食売るとか」などと再チャンスを与えていた。
そこで今回、ツネは芸人仲間に声をかけ100食販売に挑戦。原宿でキッチンカーを出店した時は最高60食程度しか販売できなかったというが、果たして?
ツネが立てた計画は、川崎で招待されたイベントに出店するというもの。細かい部分の計算を大雑把にしてきた点を反省し、たけだバーベキューに相談しながら新製品を開発。さらに、パフォーマー仲間と一緒にキッチンカーを盛り上げるという。
ところがイベント当日、天気はあいにくのどしゃぶり。ツネは原価200円の料理を600円で販売すると語るが、そもそもお客さんがいない。
次第に天気が回復し、仲間たちと予定していたパフォーマンスを披露。客足は徐々に伸びたが、15時までに40食、6時間半のイベントで67食しか販売できなかった。それでもツネは「全力でやらせてもらった」と手応えを明かした。
VTRを見た南原社長は「出資…しません!」とジャッジし、ノーマネーでフィニッシュ。南原社長はパフォーマーを日当1万円で5人、調理補助1人、場所代を8~9万円と仮定し、「計算が全然立ってない」「100食売れたとしても利益は2万円」「続ければ続けるほど大赤字になる」とビジネスモデルの失敗を突いた。南原社長は「かなり期待していた」と落胆した。
一方、南原社長は「いい面もある。人を惹きつけている」「いい人を集められる才能がある」「友情を大切に、人生をちゃんと楽しんで」とエール。そして最後に「キッチンカーはやめたほうがいい。友情をなくすから」と、ボランティア状態の友人たちに配慮しアドバイスを贈った。
ツネは「なんとかなりませんかね」と往生際悪く出資をお願い。南原社長が苦笑すると、山内は「二度と来ないで欲しい。番組が恥かく!」とヒール役を徹底。濱家は「お前やないか」「冷徹な豚!」とツッコミを入れて南原社長を笑わせていた。