誰かに愛されることを渇望するヒロインが、書き込んだ歌詞が現実となる魔法のノートを手に入れたことから始まる韓国発のラブ・ファンタジー『私を愛さないXに』。3話&4話では、高校時代からの親友で、密かに彼女に思いを寄せるシホの切ない姿に注目が集まった。
転校先の高校で初めてヒス(ハン・ジヒョ)と出会ったシホ(ドヨン)。過去に起きた事件をきっかけに心に傷を持っていたシホは、自分を励ましてくれたヒスをいつしか愛するようになっていたが、その思いを伝えることができないまま、友人として彼女を見守ってきた。一方、相手を思い浮かべながら歌詞を書くと、その人から1か月だけ愛されるというノートの法則に気づいたヒスは、その秘密をシホに告白。彼から、そんな恋愛はやめるようにと言われるが、なかなか素直になることができない。
人気グループNCTのドヨン扮するシホの高校時代が回想された今回。初々しい彼の姿に視聴者からは「こんな高校生いたら惚れてしまう」「シホの切ない表情すき」「こんな青春したいわ」とのコメントが続いた。しかし、彼がいじめの被害に遭っていたとの事実が明らかになると「ここ、泣けたわ」「いつ見ても悲しい」との声も。つらい経験を持つシホが、そんな自分を支えてくれたヒスに特別な感情を抱いた理由が痛いほど伝わってきた。
しかし、その後も、シホの頼みを無視して、ノートを利用しての恋愛を続けるヒス。後輩と恋人同士になった彼女は、シホと彼の働くカフェでアルバイトをするセジンを誘って、海辺の街にダブル・デートに出かける。花火をしたり、お酒を飲んだりという、若者らしい時間の中に、ヒスに対するシホの思い、シホに対するセジンの思いが交錯する。ヒスに向かって「もう、ノートを使わないと約束してくれ」というシホの姿には、「切ない」「(シホ役の)ドヨンに好かれるってどんな世界線」と、シホをいたわる声が目立った。
シホを演じているドヨンは、劇中のキャラクターの思いを代弁するような挿入歌「愛せない君に」も歌っている。ドヨンの繊細な歌声が似合うバラードで、「始めることもできないまま、いつも終わりを思う僕。君が知らない唯一の秘密。僕は君のそばにこのままForever」という歌詞が胸に響く。この曲がドラマの中に流れると「ドヨンの歌声、最高」「癒されるわあ。歌声」という歓声のようなコメントが見られた。
たった、1か月の期限つきながら、誰かに愛され続けることを選ぶヒス。ノートを使い切ったら、永遠に本当の恋ができなくなるということを予感しながら、彼女の危うい恋愛ゲームが続いていく。
『私を愛さないXに』は第3話までABEMAにて無料配信中。
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