マナー講師の平林都さんが、母の顔を知らずに育ち、父親には別の家庭があった…という壮絶な生い立ちを明かした。
【動画】マナー講師・平林都さんの壮絶な生い立ち(23分15秒頃~)
7月27日、テレビ朝日とABEMAが共同制作する「“ネオバズ”水曜日『2分59秒』」#42が放送。「人間の集中力は3分しか持たない」という仮説のもと、4人のスピーカーが制限時間2分59秒内でスピーチを展開した。MCは千原ジュニア、日向坂46・佐々木久美。
各界で引っ張りだこのマナー講師・平林都さんのスピーチは、「お金もコネもない人はウソで人生を切り開け!」。年間300回以上講演をしているという平林さんは「幼い頃のきっかけでここに至っていると思うんです」とスピーチを切り出した。
平林さんは母の顔を知らず、父は女癖が悪く家に帰ってこない家庭に生まれたそう。おばの家で暮らすうちに栄養失調になったが、誰が注射代を払うか揉め始めたのを見て父を探した。ところが父の家には平林さんと歳の近い女の子がいて、父親に「汚い女の子がパパを呼んでいるよ」とショッキングな一言。平林さんは父が戻ってこないと痛感した。平林さんはそこから、おばに上手にウソをついてご機嫌を取るように。高校時代はアルバイト禁止なのに先生をヨイショして見逃してもらったこともあるそう。金融機関勤務の時は忙しい時でも余裕のフリをして仕事を増やしていったという。
平林さんは「ウソがここに至っていると思うんです。ずいぶん得をしています」と気持ちよく断言し、「彼氏もたくさんできました。上手なウソをつきました」と冗談も。「人をいい気分にするウソはなんぼでもつくべきだと思います。でも、人を騙すことや偽りはダメです」と注意も忘れなかった。ジュニアは「壮絶な生い立ちだったんですね!」と驚き。「そのへんのトラウマでチコちゃんにあんな怒ったんですか?」と最近世間をお騒がせした平林さんの激怒エピソードに触れて笑いをとった。
平林さんは人になにかを頼む時の「命令口調ではなく、クエスチョンでお願いする」というテクニックも伝授。「机を拭いて」ではなく、「こちらを拭いていただけませんか?」と言い換えると人が動いてくれると熱弁していた。