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 第44回日本アカデミー賞で最優秀作品賞ほか数々の賞に輝いた『ミッドナイトスワン』を手掛け、映画界でいま最も注目される内田英治監督が、YouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏の映像から着想を得たオリジナル脚本で描く『異動辞令は音楽隊!』に見上愛が出演、その場面写真が公開された。

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 見上愛演じる成瀬法子は阿部寛演じる成瀬司の娘。常に仕事優先で家族を省みない父親に反発しつつも、祖母・幸子(倍賞美津子)の面倒をよく見ており、バンドにのめり込んでいる。今回、法子役を決めるにあたってオーディションが実施された。

 見上愛自身もバンド経験があり、エレキギターが弾くことができる。本番でも彼女自身が奏でる音が使われることになり、レコーディングでは音楽スタッフから称賛されたという。今回解禁された場面写真では、父親役の阿部寛が叩くドラムと一緒にセッションする姿や、祖母役の倍賞美津子との演奏会でのシーン、阿部、倍賞との食卓でのシーンを捉えている。

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 映画『衝動』やドラマ『liar』、JRAのCM出演など活躍の幅を広げ、まさに今大注目の見上愛が魅せる、阿部寛や倍賞美津子ら日本映画界を牽引する名優たちとの堂々たる共演に是非注目したい。

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 犯罪捜査一筋30年の鬼刑事で、突然警察音楽隊へ異動辞令を命じられる成瀬司を演じるのは日本映画界・ドラマ界を牽引し、どんな役をもモノにする圧倒的演技力とお茶の間の抜群の好感度、そして唯一無二の存在感をもって常にトップに立ち続ける阿部寛。そして、清野菜名磯村勇斗高杉真宙ら話題作への出演が相次ぐ若き才能と、光石研、倍賞美津子ら日本映画界の重鎮たちが脇を固める。

 主題歌には、ブラックミュージックをはじめ、様々なジャンルをルーツとした音楽で全世代から支持を集め続けているOfficial髭男dismが本作の為に書き下ろした「Choral A」。メンバーの楢﨑誠がかつて島根県警察音楽隊でサックスを演奏していたことが強く後押しし、主題歌に決定。誰もが覚えのある「人生こんなはずじゃなかった」という想いを抱く者たちの奮闘が、「IN THE MOOD」「アメイジング・グレイス」「聖者の行進」などの名曲とともに心に鳴り響く。

 『異動辞令は音楽隊!』は8月26日(金)公開。

【STORY】
犯罪捜査一筋30年の鬼刑事 成瀬司は部下に厳しく、昭和さながら犯人逮捕の為なら法律すれすれの捜査も辞さない男。家族にもろくに構わず一人娘・法子からはとうに愛想をつかされている。そんな成瀬は高齢者を狙った「アポ電強盗事件」が相次ぐ中、勘だけで疑わしい者に令状も取らず過激な突撃捜査をしていたが、そのコンプライアンスを無視した行動が仇となり、突然上司から異動を命ぜられる。刑事部内での異動だろうと高をくくっていた成瀬だったが、異動先はまさかの<警察音楽隊>だった。
 

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