書き込んだ歌詞が現実となる魔法のノートを使って恋愛を楽しもうとする女性ヒスが主人公の韓国ドラマ『私を愛さないXに』。5話&6話では、高校時代からの親友で、ヒスの行動を心配そうに見守ってきたシホに対する彼女の思いが初めて明らかになった。
ノートを使って恋人となった後輩ジュニョン(キム・ジフン)との関係が1か月を過ぎても終わらないことを不思議に思うヒス(ハン・ジヒョ)。やがて、彼の真意に気づいた彼女は深く傷つき、ノートを捨てる決心をする。一方、シホ(ドヨン)と同じカフェで働き、彼のことが好きなセジン(クォン・アルム)は、1か月限定で自分と付き合ってみてほしいと頼む。
積極的にスキンシップを求める年下の恋人ジュニョンの態度にとまどいながらも拒むことができないヒス。ノートに歌詞を書き込んだことから始まった彼との恋愛が1か月を過ぎても終わらない理由が「最初から自分のことを愛していないため」と気づいた彼女は、ノートを使うことをやめるとシホに宣言。自分のことを心配してばかりの彼に「あなたにはよい恋愛をしてほしい」と言い放つ。彼女のことを深く思っている自分の気持ちに気づかないヒスに苛立ちを隠せないシホ。しかし、幼い頃から孤独に生きてきたヒスは、高校時代にようやくできた親友シホを誰よりも大切な存在と思っていたのだった。
他人から愛されたことがないというコンプレックスを持ちながら、どこか危なっかしい恋愛を続けるヒス。一方、彼女への思いを伝えることができないまま、セジンとの距離を縮めようとするシホ。しかし、常にヒスを思いやる彼の態度はセジンを傷つけ、結局、シホ自身も自分の気持ちに嘘がつけなくなってしまう。2人の本音に誰よりも敏感なセジンは、心配するふりをしてヒスの家を訪れ、彼女の秘密を知ろうとする。
『私を愛さないXに』で、主人公ヒスを切なく見守る姿や、高校時代のつらい出来事など、多彩な面を繊細に演じているドヨン。ボーイズグループNCTのメンバーと共に見せるアーティストの顔とは一味違う魅力を発揮している。このドラマと同時期には、俳優イ・スンギを中心とするメンバーたちが人生の大先輩たちを訪ねて学ぶバラエティ番組『イ・スンギのチプサブイルチェ〜師匠に弟子入り』にも合流。最年少メンバーとして、飾らない姿を見せるなど、活躍の幅を広げている。
自分で作った殻の中に閉じこもり、周りの人の好意を信じることができなかったヒス。魔法のノートに頼らない新しい生活を送ることを決意した彼女の今後はどうなっていくのだろうか。
『私を愛さないXに』は第3話までABEMAにて無料配信中。
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