マツコ・デラックスが東京都庁のデザインについて持論を展開する場面があった。
8月12日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間SP』(テレビ朝日)では、視聴者から寄せられた「銀座にある中銀カプセルタワービルのデザインが好きだったのですが、今春、解体されてしまってとても寂しかったです。ほかにも全面ガラス張りの国立新美術館、金沢駅の鼓門、岐阜県多治見市のモザイクタイルミュージアムなど、実際に見た時の圧倒される建物が好きです。マツコさんと、有吉さんはデザインが好きな建物ありますか?」という質問が紹介された。
これにマツコは「デザインだけだったら違うんだけど、意味も含めたら都庁。バブルの時にあれを作った丹下(健三)さんにはすごく裏にメッセージがあった気がする」と語る。
続けて「ゴッサム・シティ(※)に出てきそうじゃん。あれを敢えて、しかも東京の都庁として作ったのはすごく裏のメッセージがありそう。曇りの日とか怖いのよ、都庁って。ちょっと上のモヤがかかっている日って本当に気持ち悪いのよ。そういうのも全部計算して作っていそうで」と明かすと、有吉も「そうね。あの辺ってちょっと不気味だよね」と同調していた。※「バットマン」に登場する架空の超犯罪都市
最後にマツコは「デザインだけで言うと、丹下さんがほかに手掛けた国立代々木競技場や東京カテドラル聖マリア大聖堂とかの方が好きなんだけどね」と補足していた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)