菊地亜美、ママになり「需要がなくなってもしょうがない」   仕事観変化もファン層が拡大し続ける理由
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 バラエティー番組などで活躍する、タレントの菊地亜美(31)が、人生のターニングポイントを迎えたことで変わった“芸能活動との向き合い方”についてABEMAエンタメに語った。

【映像】自宅で育児する菊地亜美の様子

 2006年当時16歳の時に受けた『レプロガールズオーディション』でファイナリストとなったことがきっかけで芸能界入りを果たした菊地。その2年後、アイドルグループ『アイドリング!!!』に、朝日奈央らとともに2期生メンバーとして加入した。

「出演した番組をDVDに焼いてマネージャーやテレビ局に配った」菊地亜美、バラエティの女王になるまでの地道な努力

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ーーアイドル卒業時の気持ちは?

「そもそもはバラエティに出たいというのがあって『アイドリング!!!』に入ったんです」

 バラエティ番組で活躍するという夢をかなえるために、菊地は大胆な行動を取った。

ーーバラエティで手応えを感じたのは?

AKB48以外だらけのアイドル大運動会っていうのがあって、総勢100人以上いたんですけれど、そこで10時間ぐらいの収録したんです。私は頑張って前に出て、それが1時間にぎゅっとまとまった時に結構使っていただいたんです。それをDVDに焼いて、プロデューサーさんとかテレビ局に配るという(ことをしました)。それで色々な番組に呼んでいただいたという感じです」

 2013年には年間300本近くのテレビ番組に出演。そして2014年、6年間在籍した『アイドリング!!!』を卒業。その後、“NGなしの精神”で多くのテレビ番組に出演し「バラエティ女王」の1人としての地位を確立した。

突然の熱愛報道に不安「芸人さんにも『彼氏いるってなったらいじりづらいわ』と言われたり」

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 ところが、2017年7月、これまでのイメージと異なるのスクープが出てしまう。 これまで男性の影すらなかった菊地に初の熱愛報道。5歳年上の一般男性との結婚前提のお付き合いが発覚したのだ。

「それまでは『彼氏いません』みたいなキャラだったのに、いきなり『FRIDAY』で結婚前提みたいな感じで出て、『え?話と違うじゃん』みたいな感じになっちゃったんです」

ーー結婚に不安はありましたか?

「(これから)どういう感じになるだろうという不安がありました。芸人さんにも『彼氏いるってなったらいじりづらいわ』と言われたり。最初はちょっと『大丈夫かな?』という不安はありました」

出産を機に心境の変化「これで需要がなくなってもしょうがない」

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 熱愛報道の翌年には結婚し、2020年8月には第1子となる女の子を出産。家族ができたことで、ある決意が芽生えたという。

「結婚は、夫と私だけが変わるというか、気持ちの面で変わるだけであって。別に(実生活は)なにも変わらなかったんですけれど、子どもとなったらもう人が1人生まれて子育てして違う環境になる。もうこれで需要がなくなってもしょうがない。私は子育てをする!そっちの道を歩みたいって踏ん切りがついたんです」

 さらに“芸能活動との向き合い方”も変わったという。

「今まで1人だったら休みなくてもいい。いっぱい働きたいです『なんでもやります』というスタンスでやっていたんですけれど、やっぱり夜遅い仕事はお断りするとか、泊りのロケはまだ子どもが小さい時はお断わりしようとか、『なんでもやります』という自分から『なんでもやる気持ちはあるけれどお断りします』という自分に変わりました」

ーー子どもの可愛さは想像以上ですよね。

「生後半年ぐらいまでは、もうこの子が可愛い過ぎて、はたしてもう1人生まれたら、その子をかわいがられるのかというのがあったんです。1年ぐらい経ったら2人目も見たいっていうのと、自分の娘のためにも兄弟がいるといいよねというのもあって(2人目も)これからほしいなと思っています」

ママになり女性ファンが爆増「女性って頑張り過ぎているよりも素の方が好きなんだな」

 また菊池は、ママになったことでファン層の男女比が逆転したという。

「やっぱりアイドル出身の人って男性のファンが多いんです。でも、結婚をきっかけに女性が応援してくれるようになって、さらに出産でさらに女性ファンが増えました」

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 女性ファンが増えるきっかけの1つが自身のYouTubeチャンネル。妊娠・出産に関する動画が人気となり、中でも、出産からわずか2日後に撮影した出産報告動画は再生回数140万回を超えている。

ーー女性ファンが増えたことで自信につながりましたか?

「妊娠中にコロナ禍で外に出歩けないし、妊娠中のことしか発信できないけれどとりあえず発信しようと思って。出したものに対して、女性には『こっちの方が好きです』と言っていただけたので、狙ってやっていたわけじゃないんですけれど、女性って頑張り過ぎているよりも素の方が好きなんだなと思ってやっていて良かったなと思いました」

 夫婦生活や子育ての様子をSNSで報告し、育児を続ける中で、ママの悩みに気づいたという菊地。2022年8月には、頑張るママを応援するブランド「UNf」を立ち上げた。第1弾商品として受注販売したのは、その名も「ワンオペバスローブ」。お風呂上りにすぐ育児ができるよう、濡れた体のまま着用できて、授乳がしやすいように、伸縮性の高いパイル生地を使ったアイテムだ。

ーーどのように発想されたのですか? 

「実際に子育てして私も1人目で初めてなのでお風呂が大変というのも想像していたけど、どんな感じの大変さかというのはやってみなきゃわからなかったし、着るもの1つでストレス軽減されるというのも実際にやってみないとわからなかった。それを発信することで『わかる!』『うちもです!』という声をいただいて。実体験を元に作りました」

「同じ境遇のママさんや同世代の方と交流をしながら」菊地亜美が目指す今後の芸能活動

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 「ママ」になり、新たな道へと歩みだしている菊地。今後、目指していく芸能活動について語りました。

「バラエティーや今までずっとやらせていただいたお仕事は呼んでいただける限りは、全力で自分らしくやりたいなと思っています。『テレビにママタレとして出たい』とかは全然自分ではないので、SNSや自分のYouTubeチャンネルで同じ境遇のママさんや同世代の方と交流をしながら、色々とイベントだったりできたらなと思っています。自分が発信したいことや、やりたい仕事でやっていけたら」

(『ABEMA NEWS』より)

菊地亜美 ママになり芸能活動に変化「なんでもやります」から…
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