ディベートの本場・アメリカから来たハーバード大卒のパックンが衝撃的な強さで呂布カルマを論破した。
【動画】パックン vs 呂布カルマのハイレベルすぎる舌戦(15分頃~)
16日、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する新バラエティー枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』(以下『ネオバズ!』)にて『マッドマックスTV論破王』が放送された。
論破王ひろゆきに勝利した新ディベートモンスター・呂布カルマがさまざまな刺客と勝負する『打倒呂布カルマ ガチンコディベート対決』で、エリート芸人のパックンと激突した。
「(アメリカ人は)議論が国技」と語るパックンが選んだテーマは、『英語教育は 必須であるべきor必須であるべきでない』。パックンは必須であるべきの立場で、ラッパーとして活躍する呂布に「日々英語を使ってらっしゃる身として英語にする価値があるとプロとして判断されている」と指摘。
逆の立場の呂布は、「翻訳しないと分からないような難しい英語は使ってない。ただ、洋画を観てそのまま英語で理解したいとか、歌の歌詞をそのまま理解したいとかは娯楽とか趣味の話なのでそれを学校でやる必要はない」と私見を述べた。
英語教育は「選べるようにすればいい」と話す呂布に対し、パックンの考えは「英語を必須にしながら他のものを選択科目にすれば理想系」。英語を必須にすべき理由について2002年に開催されたサッカーワールドカップでの文化交流を例に挙げ、「英語が色んな国々に対する玄関口になってる」と主張。これに対し呂布は、「翻訳機があるので英語を介さずに直でインド人ともブラジル人とも会話できる時代がもう来る」と反論した。
しかし、パックンは「では小学校・中学校で何を勉強させればいい?」「何歳までに選択科目を決めればいい?」と教育論について質問攻め。「小学生から」と答える呂布に「小学生に人生の判断を任せてしまうと適材適所ができない。まだ自分の才能を客観的に見られる子はほとんどいない」とし、幅広く使える言語として英語教育を必須にすべきと主張した。
判定は呂布1票、パックン3票でパックンの勝利。パックンは「僕もテーマが逆だったら負けてたかもしれない。やりづらい環境でカルマさんは大奮闘だったと思います」と称賛。
この対応に呂布は「やっぱちゃんと賢い人強いわ」と笑顔を見せた。