刑務所に居たことのある元女囚人が刑務所グルメを語り合い、かまいたちに衝撃を与えた。
8月22日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#38が放送。真空ジェシカ・ガク&川北茂澄がゲスト出演した。
今回のアングラ座談会は、元女囚人が集結。刑務所での生活をかまいたちに語った。日本にある女性刑務所は全部で11。普段は質素な和食が中心で、おかわりもできないという。
それでも季節や行事、誕生日には特別メニューがふるまわれ、時には郷土色あふれるごちそうも登場するという。
岐阜・笠松刑務所出身者は思い出の獄中グルメを「本格派チリコンカン」と告白。そのほか、ナスミートのような味の濃いものも人気だったという。
「ご飯が丼なのでお腹いっぱいになる」とのことだが、規則違反をすると量が少ないC食に格下げだそう。A食は立ち作業、B食は座り作業、C食は調査・懲罰中とランクが分かれているという。
山内が「漫画に出てくる“特別囚人”みたいのはいない?」と聞くと、栃木刑務所出身の廣瀬さんは「刑務所でアカ落ちしたらそういうのはない」とサラリ。山内と濱家は「アカ落ち??」とキョトン。アカ落ちは「シャバの垢が落ちる」の意味。濱家は「シャバの垢が落ちる…(笑)」と意味深に繰り返した。
栃木刑務所出身の雨宮さんは、週2で食べた獄中グルメが忘れられないそう。栃木刑務所では刑務所内で炊場係がコッペパンを焼いていて、雨宮さんはあんこやジャム、栃木名物・レモン牛乳を合わせて楽しんでいたという。
札幌刑務所はじゃがいも料理が鉄板。味噌汁にもミネストローネにもじゃがいもが入っていたという。札幌刑務所のグルメはとにかく味が濃く、味噌汁はお茶で割って飲まないと高血圧の人が倒れてしまうレベルだそう。濱家と山内は「寒い地域だから?」といぶかしんだ。
ところが、札幌刑務所は暖房が効いていてかなりの暖かさ。冬でも半袖でいられるほどで、出身者の佐藤さんは「本州よりあったかいと思います」と語った。