全国でたった27軒に…うずら農家の現状にマツコ&有吉が危惧「もう、食べられなくなる」
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 マツコと有吉がうずら農家の現状を知り、“将来食べられなくなっちゃうのでは”と危惧する場面があった。

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 8月19日に放送された『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)では、以前に番組内で話題となった「うずらの卵の謎」を解明するべく、U字工事がうずらの名産地である愛知県・田原市のうずら農家へと足を運んだ。

 お邪魔したのは「クウェールコスモス」。1998年創業でご夫婦・パートさんの計7名で切り盛りするうずら農家だ。なるべく野生に近い方法で飼育する「タイデスうずら」という卵を生産している。

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 この「クウェールコスモス」では、4万2000〜3000羽を飼育しているという。およそ90%のうずらが1日1個の卵を産むのだという。そのため1日に採れる卵の数は3万3000個だ。

 かなりの生産数のため、利益も大きいのでは…? と思いきや、うずら農家を悩ます現状があるという。福田薫が「卵1個の売上利益って?」と疑問を投げかけると、農家の方は「今は利益がないんですよ。エサの高騰でほとんど利益がないです」と明かした。

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 うずらの餌は主に玄米、大豆、とうもろこしなどを粉砕したもの。うずら農家を始めた1998年は餌1kgに対する価格は38円だったそうだが、2022年には100円まで上昇。一方で卵10個の価格は200円と変化がないため、利益は上げられないそうだ。あまり儲かる仕事とは言えず、後継者も育てる気がないのだと言う。1984年におよそ350軒あったうずら農家が今では27軒になってしまっているそうだ。

 この情報を受け有吉弘行は「もう、食べられなくなる」「なんとか頑張って欲しいね」と口にし、マツコ・デラックスも「食べるようにはするわよ」とコメントしていた。
(『マツコ&有吉 かりそめ天国』より)

マツコ&有吉 かりそめ天国
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