絶景を堪能していた富士登山が一変、激しい突風と猛烈な雹(ひょう)など、自然の猛威にさらされる緊迫の事態に。そのビフォーアフターを記録した貴重映像と、その映像を投稿した撮影者の意図に対してネットから称賛や賛同の声が殺到している。
今月12日、富士山近辺で撮影された一枚の写真。その写真にはまるで映画のワンシーンのような青空と雲、壮大な景色が広がっている。しかし、その数時間後にこの絶景は一変し、自然が猛威を振るう厳しい富士山が顔をのぞかせることに。
実際の映像を見ると、突風の轟音や激しいひょう。そして、視界は遮られ、まっすぐ立っていること、歩くことすらままならない登山者の様子が収められていた。真夏である8月に撮影されたとは思えない自然の厳しさを物語る貴重な映像だ。投稿者によると、登ったほぼ全員が即下山。自らも下山時、疲労や低体温症に苦しんだという。
「故にこのツイートを見られた方は、必要な知識や準備を行い余裕を持った登山をして頂ければと思います。準備はより楽しむ為に大切です。
またこのツイートが伸びる事で、富士山をはじめ全国の様々な自然を体験出来る場所で働く方々の防災の一助になれば幸いです」
映像と共にそのような言葉を添えた撮影者の投稿に対して、ネットからは「こういうの大事」という称賛や共感の声、一方では「それでも人生いつかは踏破したい」といった反響が寄せられている。(ABEMA『週刊BUZZ動画』)