ワンオクTakaの“声出しあおり”が物議 7月にコロナ感染の青木さやか「医療現場とは温度差のあるニュース」、パックン「ルールを守っている人の責任をどうとるのか」、田端信太郎氏「ゾーニングしたらいい」
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 8月20日、21日に3年ぶりに開催された都市型ロックフェス「SUMMER SONIC 2022」。その中で、21日に出演したONE OK ROCKのボーカル・Takaの行動が物議を醸している。

【映像】ワンオクTaka、フェスで“声出し煽り”に賛否両論

 新型コロナウイルスの感染防止ルールとして、今回のサマソニではコールアンドレスポンスなどの声出しは禁止されていた。しかし、Takaは「もういくら(声)出しても関係ねえだろ」「どのフェスも出禁覚悟でやってっから」と声出しを要求し、観客も大歓声で応え合唱する場面もあったという。

 この“声出しあおり”にTwitterでは、「圧力を跳ねのけてこそロック!よくやった!」「普通に声出してる海外を見るとばかばかしいよね」といった賛同の声の一方で、「ルールの中でメッセージを伝えるほうがロックだろ」「去年あれだけフェスが叩かれたのを忘れたの?」「声出し禁止だから安心して来ていた客もいるのでは?」と疑問の声が上がっている。

 Takaは22日に更新したInstagramで、「会場にいた人達には僕の気持ちは伝わってると信じてる。でもいいわけはしません。嫌な気持ちにさせてしまった人達へ。ごめんね」とコメントを寄せている。

 このニュースについて、女優・タレントの青木さやかは「7月の初めにコロナにかかって入院して、けっこう大変だった。それを考えると、“もう二度とコロナにかかりたくない”と、すごく慎重に動くようになった。看護師さんもコロナにかかって現場からどんどんいなくなる中で、すごく温度差のあるニュースだと思う」と自身の体験を振り返りコメント。

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 サマソニはONE OK ROCKだけでなく、様々なバンドや歌手が出演するイベントでもある。そうしたことからパックンは「コロナのマナーやルールは、交通ルールに似ていると思う。僕は“みんな法定速度を守ってくれる”“みんな飲酒運転をしない”と思うから道に出ているわけで、みんなが飲酒運転をしてるかもしれないならその道には出ない。単独事故は自己責任かもしれないが、交通ルール(声出し禁止)を守っている人を巻き込んだ場合の責任をどうとるのか」と指摘する。

 livedoorやLINE、ZOZOなどの企業を渡り歩いた田端信太郎氏は「ゾーニングをしたらいいと思う。昔はフェスで体をぶつけ合ったりするモッシュがあったが、小さい子どもがいるファミリー席はやらないというゾーニングがあった。禁煙席・喫煙席みたいに、声出しOKゾーンに行ってもらえばいいんじゃないか」と提案。

 フリーアナウンサーの柴田阿弥は「通常よりも大勢の人が集まるので、声出し禁止を厳密に守ったとしても、感染するリスクは会社とかよりも高くて、それを承知の上で行っているとは思う。救急で働いている友達から、毎日夜間に救急車がやってきて、仮眠も取れずにどんどん疲弊していく話を聞くと、よしとは言えない。ただ、行動制限はない中でどこに行ってもリスクはあるので、自分がかかってしまった時は文句を言わずに療養しようと思う」との考えを述べた。(『ABEMA Prime』より)

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