アイドルを目指す若者たちとアイドルとして活躍中の生徒が共に通う芸術高校を舞台にした最新韓国ドラマ『MIMICUS(ミミクス)』。ABEMAで配信中の9&10話では、チャンスをつかんだかに見えた主人公ユソンの姿と、デビューをしたもののグループ内での人間関係に悩む同級生ロシの姿が描かれた。
ワークショップでやってきた講師から、事務所のオーディションに誘われたユソン(ユ・ヨンジェ)。しかし、せっかくのチャンスは当日に中止となってしまう。一方、ラジオ番組に出演中に、グループのメンバーから思いがけない言葉を投げかけられるロシ(チョ・ユリ)。先輩たちからの嫌がらせは宿舎に戻ってからも続いていた。その後、学校内で始まったオーディション番組『MIMIC US』のMCを務めていたロシはカメラの前で倒れてしまい…。
IZ*ONE出身チョ・ユリ扮するロシのつらい日常に焦点が当てられた今回。どんなに忙しくても、スケジュールの合間に学校へとやってきて、気のおけない友人たちと過ごす時間を大切にしていたロシだったが、学校で倒れた彼女を心配して宿舎へとやってきた親友のダラが、メンバーたちとの不仲に気づいてしまう。仲のよい友人だと思っていたロシが重大な秘密を隠していたことを知ったショックで厳しい言葉を投げつけてしまうダラの姿にはSNS上でも「ダラもロシも何も悪くないのに…。ダラちゃんが怒ってるの初めて見たよ」「ロシもダラも悪くないからこそ辛すぎる。もちろん誰にも話したくないことはある、でも信用出来る人には1人で抱えず無理せず話していいのに…。ロシは学校が楽しくて友達と一緒に居るのが1番幸せだったよね。(メンバーの)チェナオンニが最低すぎて毎回怒りこみ上げてくる」との声が。また、「確かに…友達だから逆に言いにくいことはあるかも。今まで抱えて来た闇を打ち明けることなく、自分自身で消化してたなら尚更」と、ロシの心情を想像するコメントも見られた。お互いに感情をぶつけあう2人を演じた俳優たちについては、「ユリも(ダラ役の)ナナちゃんも演技上手」という、称賛の声も目立った。
一方、代表の息子であるスビンをサポートする役目を会社から命じられている先輩ジェヨンの複雑な心境も詳細に描かれ、今後の不穏な展開が予告された。コンビニでアルバイトをしながらアイドルデビューを目指すジェヨンは、すっかりやる気を失ったスビンの態度に怒りを感じていた。また、そんなジェヨンのことを見守るヒョヌのさりげない優しさも印象的だった。
母親同士の因縁に翻弄されるユソンとスビン、親しいからこそ裏切られた思いを強く感じるロシとダラ。それぞれに痛みを抱える彼ら彼女らの今後から目が離せない。
『MIMICUS(ミミクス)』は第3話までABEMAにて無料配信中。
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