永野とのディベート対決でひろゆきが芸術家について熱く語る一幕があった。
30日、ABEMAとテレビ朝日が共同制作する新バラエティー枠『ネオバズ!~BUZZる!ネオバラ~』(以下『ネオバズ!』)にて『マッドマックスTV論破王』が放送。YouTube総再生回数1億2000回突破の超人気企画『打倒ひろゆき ガチンコディベート対決』で、再び永野が勝負に挑んだ。
テーマは『芸術家として優れているのは ゴッホorラッセン』。永野はゴッホの立場で「ゴッホは生前に評価されなくて、自分が死んだ後に評価された。ラッセンの方が絶対に認められたし、お金も貰っているみたいな幸せはあると思うけど、未だに語り継がれている感じがどう考えてもゴッホ」と主張。
対するラッセンの立場のひろゆきは「ゴッホさんが亡くなった後に評価されたのって『ゴッホの人生も含めてこういう人だったからこの絵がすごいよね』って後世になってみんなが言っている状態。生涯数枚しか絵が売れなかったのは事実」と展開。「ラッセンさんは『この絵家に置きたい』って需要で儲かって名前が売れてっていう人」とし、さらに「版画でやることによって低コストで多くの人に芸術を見せるようにした。芸術家の幅を広げたっていう意味でいくとラッセンさんの業績は大きいと思う」とラッセンの凄さを力説。この説明に「すごいな。知識量が」と驚きの声が上がった。
またひろゆきは、「(ゴッホの絵は)すごく有名な人だから価値がある。北野武さんの描いた絵とかも多分高く売れると思う。それは芸術性が高いというよりむしろ有名だから」と持論を述べ、「アンディ・ウォーホルさんも缶詰描いただけの絵がなんかすごいってことになっちゃってる。どこにでもある物、誰にでも描けることをやったらからこの人はすごいみたいな。ラッセンさんのやり方も今だと安っぽいみたいに言われてるけど、他の人がやらなかった商業的な形での芸術をちゃんとやりましたよっていう意味で100年後に評価される可能性もあるので、芸術の分野で芸術の枠を広げている」とラッセンが芸術界でいかに功績を残したのかを解説。一方、永野は「青臭い考えかもしれないけど、芸術家の人生自体も見てる。大河ドラマのようなものも含め芸術」と考えを明かした。
判定はひろゆき4票、永野0票でひろゆきの圧勝。対決後、永野は「話せたのが楽しかったんでこんなこというと恋愛みたいですけど、もっと別の形で出会いたかった」とコメント。「求愛に近い」と指摘されると、「愛ですもん!ひろゆきさん愛してます!」とひろゆきへの片思いを認めた。