三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのボーカルをつとめ、ソロアーティストとしても活躍する今市隆二(36)にABEMAエンタメが独自インタビューを実施。グループとソロの違いやファンへの想いを聞いてきた。
ーーグループ活動とソロ活動で意識的に変えているところはありますか?
「ボーカリストという軸は変わらないんですけど、もしかしたらソロの方があんまり自分で言うのはアレですけれども、パフォーマーの要素もあるし、そこも常に勉強かなという感じです」
今市がアーティスト活動をスタートさせたのは2010年11月。三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEのボーカリストとしてデビューした。グループとして目覚ましい活躍を見せる中、2018年1月、「ONE DAY」でソロデビューを果たした。
ソロデビューをしたその年、初のソロツアーも開催し、そのツアーがきっかけでメンバーの大切さを改めて実感したという。
ーーソロでやってみて改めて感じたことはありますか?
「やっぱりグループだと7人それぞれ役割分担があるけど、ソロはずっと自分を見られている環境になるので、そこはすごくくらった部分ではありました。ボーカリストではあるけれど、ボーカリストじゃない部分を出さないと、ソロではやっていけない。魅せる部分もやらなきゃいけないし、ダンスも楽器もやるし、パフォーマーなのかなというところはあります」
ーーお手本にした先輩はいますか?
「ソロをやっている先輩というのはATSUSHIさん、TAKAHIROさん、SHOKICHIさんだったりするので、やっぱりそういう方たちのライブとかは自然と参考にはさせてもらってます。LDH外でいうと矢沢永吉さんとかです。ジャンルは全く違うんですけれど、矢沢さんの生きざまとか。矢沢さんはもう70超えてもずっと歌われていますし、もっともっと海外で言うと80歳とかで歌っている方もたくさんいらっしゃるので、自分もボーカリストとしては歌が歌えるまで歌い続けていきたいなというのが大きな目標です。後悔なく活動していきたいなと思っています」
ソロとしても精力的にライブ活動を行っている今市。2022年6月4日には、ライブツアー「RYUJI IMAICHI CONCEPT LIVE 2022 “RILY'S NIGHT”」をスタート。北は北海道、南は沖縄まで巡るこのツアーで大切にしたのは「全国各地のファンとの交流」だという。
「今まで行けてない都市にも行きたいなということで、自分も初上陸の土地とかもたくさんありました。ホールの距離感もすごく近いので、その中でよりコミュニケーションを取りたいという思いのもと、Q&Aのコーナーを設けたりとか、コミュニケーションを取れるような要素をライブに入れました。それは今までやっていなかったので、ファンミーティング的な要素も入ったツアーになっています」
2022年7月に行われた京都公演では、家族や友人が駆けつけた中、地元出身のメンバーも会場に足を運んでくれたという。
「京都公演にメンバーの山下健二郎が来てくれました。本番の10分前とかに楽屋に来て『オッス〜』みたいな感じで。『お疲れ』『楽しんでね』『OK、楽しむわ』みたいな感じでした」
そして、9月13日に行われる東京公演は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生配信。今市はオンラインライブだからこそ注目してほしいポイントがあるという。
「PPVはより近くて、カメラワークも駆使してもらえると思いますので、そういう部分で演出だったりパフォーマーの細かなフリとか、ミュージシャンのプレイしているところとか細かく見られると思いますので、そちらの方もぜひ楽しんでください」
3日に1回のペースでライブを行い、さらに新曲の制作と多忙を極める今市。インタビュー中には思わず本音も飛び出した。
「スケジュールが辛いですね。やっぱりソロでツアーも回らせてもらいながら、制作があったりとか、11月2日にアルバム『GOOD OLD FUTURE』がリリースを控えているので、そこに向けての制作とか、色々なことを考えなきゃいけないというところは体が元気でも脳みそが(大変です)。自分の中でやりくりして頑張るっていう感じです」
そんな忙しい毎日を過ごす今市さんにとって息抜きに欠かせない“こだわりの私物”があるという。
「ヴィンテージデニムが好きなので、ヴィンテージのことを考えると、仕事のことも一瞬忘れられたりします。今日とかも、たまたまですけど久しぶりに着て、家でハンガーにかかっているのを見ていいなって、すごく自分が惹かれる部分があって。これはもう好きな人はかなりアガると思います」
9月8日には、およそ1年の沈黙を破り、三代目 J SOUL BROTHERSが2023年から再始動することを発表。グループ結成から12年間、共に歩んできたファンへの想いを聞いた。
「12年間って全く短い時間じゃないはずなのに、本当にあっという間に来たなという気持ちです。ファンの方々も応援し始めてくれたタイミングは(それぞれ)違うんですけれども、デビューから応援してくださっている方は12年経っている。その応援に対して、自分は活動を通して何かパワーを与えたいという、そういう関係値で12年間やってきました。(自身のファンは)『ファン』というただの括りじゃおさまらない、絆で繋がっている気がして、ファミリーでもあるし、大切な存在です。今後もこの関係値でずっとやっていけたらいいなと思っています」
(『ABEMA NEWS』より)
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