『ニューヨーク恋愛市場』にて、3時のヒロインのかなでが脚本を務めた恋愛ドラマが放送され、ニューヨークの屋敷裕政が絶賛する一幕があった。
【動画】皆に撮られながらの衝撃的なキスシーン(29分20秒頃~)
ABEMAオリジナル番組『ニューヨーク恋愛市場(れんあいしじょう)』は、毒舌芸人ニューヨークの嶋佐和也と屋敷裕政が“オトコ”と“オンナ”のリアルを射抜く恋愛バラエティ番組。9月20日のゲストには、みりちゃむ、3時のヒロインのかなで、バイク川崎バイク、やさしいズのタイが登場した。
世の中にたくさんある恋愛ドラマ。人気になるドラマに1番大切なことは「つかみ」だ。最初の3分がすべてを決めると断言する監督もいるほど、主人公、相手のキャラクター、設定、期待を持たせるための台詞など、短い時間で視聴者の心を掴んで続きを見たいと思わせることが大切だという。そこで今回は、恋愛ドラマの冒頭シーン、いわゆるプロローグを魅力的に作れそうな芸人3人が集まり「続きが見たくなる恋愛ドラマプロローグ王」を開催。かなで、バイク川崎バイク、タイが書いた脚本をもとに番組が映像化。3作品を一般女性に見てもらい、どの作品の続きが見たいかのランキングを決めた。
見事第1位に輝いたのは、かなでの作品。作品を観た女性たちは「衝撃的な展開になってキュンキュンしました」「最後の展開が予想外過ぎて、続きがめっちゃ気になりました」「女の子だったら絶対に共感できます」などの絶賛のコメントをしている。
かなでは、自身の恋愛について「芸人になる前、女性としてずっとわき役だったんです。盛り上げ要員。好きな人がいましたけど、恋愛対象としては見てもらえなかったりとか。周りのいつものメンバーはみんな彼氏がいて、私だけいなくて」と語り、「ラストシーンは、私がずっと言われたかった台詞を書きました」と明かしている。
ドラマは、いきなり主人公のキスシーンから始まった。屋敷は「これなに!?」と早々に気持ちを掴まれた様子を見せた。カメラが引いていくと、キスをする2人の周囲には人がいてスマホで撮影していた。キスが終わると相手の男性は「案外唇柔らかいんかい」と言い放った。そんな衝撃的なオープニングシーンから始まるドラマ。主人公は、彼氏いない歴26年の上田かな。さきほどのキスはなんと上田にとってのファーストキス。高校時代の友達との飲み会で、キスをする羽目になってしまったのだ。
しかも、飲み会は3年間片思いしていた男性、はやとの働く店で行われていた。友達が二次会にカラオケに行くという流れになった時、上田は片づけを手伝い、店には、はやとと二人だけに。上田が「ありがとう」と帰ろうとしたとき、いきなりはやとからキスをされ「俺じゃダメか?」と伝えられた。ヒロインは心の中で「神様、こっちが私のファーストキスじゃ、ダメですか」と思う。
ドラマが終わると、屋敷は「すごい!面白い。かなでの代表作ができてるやん」と大絶賛。かなでは、「主人公の上田かなという名前は、私の本名は上田奏からとりました。本当に自分の理想の恋愛を詰め込みました」と明かし、屋敷は「魂の作品やったな」と感心している。