「捨てても戻ってくる人形」の怪異はなぜ起きる? からくりを住職が解説
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 17日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され「捨てても戻ってくる人形」の驚くべき実態が明らかになった。

【動画】捨てても戻ってくる人形のからくり(41分頃~)

 この日は「ホラーThe NIGHT 呪物SP」と題して、オカルトコレクターの都市ボーイズ・はやせやすひろと田中俊行氏をゲストに招き、2人が収集した数々の“呪物”を紹介した。

 番組では、はやせが京都にある蓮久寺の住職、三木大雲(みきだいうん)から呪物の引き渡しを受ける現場に密着。三木住職が取り出したのは小さな金髪の人形で、1965年の日本製だが、もともとの持ち主の日本人女性は海外で購入したという。

 この女性の母親は人形の収集家で、女性が「今回も人形買えたわ」と見せたところ、いつもなら「かわいい」といった好意的な反応が返ってくるが「気持ち悪い」と告げられたという。

「捨てても戻ってくる人形」の怪異はなぜ起きる? からくりを住職が解説
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 いつにない否定的な反応に、女性はその日は自身のカバンの中に入れたまま寝ることに。しかし朝起きると人形が枕元に移動していたのだとか。

 女性は不審に思いながらも、今度は自分の机の上に置いて仕事へ行くと、今度は机の上から人形がなくなり、ほかの人形コレクションと一緒に置かれていた。母親に聞いても「触っていない」という答えだったそう。

 その後「捨てても人形がベッドに戻ってくる」といった怪異があり、怖くなった女性は「徹底的に捨てよう」と母親を助手席に乗せ、車で移動して近くにあった山の中に捨てることにしたそう。

 当日は大雨で、山の中腹で放り投げるように人形を廃棄。帰宅して「これで大丈夫だろう」と思っていたが、次の日の朝には「ベチョベチョに汚れた人形」が枕元にあったという。

 怖くなった女性は「お母さん、また人形が戻ってきている!」と告げに行ったところ、母親はずぶぬれの状態で寝ており、足は土だらけ。母親が取りに戻っていたということが発覚したが、母親自身にはその記憶はなかったという。

 最初はこの話に懐疑的だったという三木住職だが、人形供養をしている寺や神社に「そんなことって実際にありますか?」と問いかけたところ、ほとんどの人形供養をしている寺や神社が「人形を取りにくる人」がいるために24時間監視カメラをつけているという。

 はやせが譲り受けた人形の持ち主と同じく、無意識で人形を探しに来て「勝手に戻ってきた」と錯覚する人が後を絶たないため、録画した映像はそうした人がやってきたときに見せるのだという。

 こうした話を聞いた三木住職は「じゃあこれは本当だな」と思い至ったと締めくくった。

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