19日深夜、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され「存在が消えてしまった女の子の話」が披露された。
【動画】「カミタニユウコ」の誕生日会での怪異な写真(1時間42分頃~)
この日は「コンビ会談師SP」と題して、ゲストにお笑いコンビで怪談も得意とするナナフシギ、都市ボーイズ、スモーキードライと、怪談初心者のデニスをゲストに招き、怪談話たっぷりの2時間をお届けした。
都市ボーイズ・はやせは「カミタニユウコ」という話を披露。大阪在住の50代ぐらいの女性から聞いたおよそ40年前の話で、その女性が小学校5、6年生のころの話だという。
あるとき、学校にすごくきれいな女の子「カミタニユウコ」さんが転校してきた。証言者の女性は女の子に声をかけて仲よしになり、その子の家を訪ねることに。
「カミタニユウコ」の家に行くには、当時藪になっていて「そこを通るのは危ない」と言われていた場所を通る必要があった。藪を抜けた先にあった道を進むと、当時はほとんどなかったデザイナーズハウスのようなきれいな家が現れたという。
家に入りテレビを見ると、当時はブラウン管の時代にもかかわらず置かれていたのは薄型テレビで、「カミタニユウコ」さんのお母さんが出したお菓子も見たこともないものばかり。「カミタニユウコ」さんは家族を紹介してくれ、白衣を着た父親を指し「研究職をしているんだ」と説明したそうだ。
証言者の女性はその後何度も「カミタニユウコ」さんの家を訪れた。時は流れて中学生になり「カミタニユウコちゃんは同じ地区だから、同じ中学に行っているはず」と思って探したが、「カミタニユウコ」さんはどこにもいなかった。
友人に尋ねてみても「カミタニユウコちゃんって誰?」という返答が。誰に聞いても「知らない」と返され、卒業アルバムに気づいて確認したものの、「カミタニユウコ」さんはどこにも見つからなかった。
証言者の女性は「カミタニユウコ」さんの誕生日会に呼ばれ、集合写真を撮ったことがあるという。番組では実際に誕生日会で撮影されたという写真を公開したが、9人の女の子が写っているものの、主役の「カミタニユウコ」さんは見当たらない。
前列の真ん中には人が1人入れるぐらいの隙間が空いており、はやせが「スッと消えているんです」と解説すると、スタジオは「えっ!?」と騒然とした空気に。
この話をはやせがYouTubeでしたところ、ある視聴者から写真に不審な点があると指摘されたという。写真の光量を上げてみると、写真の左下には横たわっている女の子のようなものが写し出されていた。
はやせは「カミタニユウコさんは消えてしまったんです。なぜか影になって横たわって、光量を上げると見えるようになる、という不思議な話」と締めくくった。