脱衣麻雀で30億円を売り上げたゲーム界の重鎮がヒットした理由を語った。
【動画】脱衣麻雀のエロい仕掛け…リアルな映像に大興奮(18分頃~)
9月26日(月)、ABEMAにて人気お笑いコンビ・かまいたちの山内健司&濱家隆一がMCを務める冠番組「ぜにいたち」#43が放送。ゲームセンターの脱衣麻雀にまつわるゼニ事情を探るため、ザ・マミィの林田洋平&酒井貴士がロケを担当した。
ザ・マミィは1988年に発売された脱衣麻雀の歴史を変えた傑作「麻雀学園 卒業編」の開発者・岡本吉起さんにインタビューすることに。岡本さんは「モンスターストライク」「ストリートファイターⅡ」「バイオハザードシリーズ」「モンスターハンターシリーズ」などの大ヒット作を生んだゲーム界のとんでもない重鎮。山内と濱家は「ストⅡ!?」「バイオハザード!?」と経歴に衝撃。
岡本さんは「麻雀学園 卒業編」を手掛けた時、大阪のゲーム会社にいたそう。「僕の務めていたゲーム会社が、僕から見て経営危機に陥っていた」「サクッと作って売り上げ立ててあげなアカンというのがとっかかり」と誕生のきっかけを明かした。
ゲームセンターでたまたま目についたのが脱衣麻雀ゲーム。プレイヤーの背中から画面を覗き「こりゃレベル低いな」「俺がやったらめちゃくちゃいいのできるやんけ、ってね」と語った。
岡本さんは脱衣麻雀を作ることを会社に伝えず、自分の部署だけで勝手に制作。そのため会社から経費が出ず、社員たちはサービス残業だったという。
予算がなかったのでエロいポーズは女子社員に取らせ、声優すら社員。主人公は岡本さん、女性の声は2年目の女子社員が担当した。
岡本さんは大ヒットの要因を「かなりエロいイタズラができるんですよ」と説明。「エッチなことするんで、『Hボタン』を連打」「客を見てるとものすごい連打するんですよ」とボタンの効果を語った。あまりにも連打されるので、Hボタンだけが故障するケースが続出したという。
ゲームのイタズラ画面にモザイクが入ると、山内は「あれ番組が入れてんのか?」「外せや!」とクレームを入れた。
気になるゼニ事情に迫ると、「麻雀学園 卒業編」は全世界で1万7,000枚、30億円ほどを売り上げたという。こうして、岡本さんの会社は倒産を免れた。「麻雀学園 卒業編」で会社の危機を救った後、岡本さんは脱衣麻雀作りをキッパリと止めた。
濱家は「ヒットメーカーっているんやな」としみじみ。酒井は「1本だけ当てたってのがめっちゃカッコいい」と熱を込めて、岡本さんの凄さを力説していた。