27日深夜、『矢口真里の火曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、事故物件住みます芸人・松原タニシが事故物件で起きた怪異を明かした。
この日は「ホラーThe NIGHT最恐SP」と題して、オカルトサイトTOCANA元編集長・角由紀子氏、怪談家・ぁみ、松原をゲストに招き、怪談や恐怖体験を披露していった。
事故物件に住み続けていることで有名な松原。現在16件目の事故物件を借りている松原は、事故物件に住み始めてから今年で10年目になるという。松原はそのなかから、3年目の時期に住んでいた物件に関する写真を紹介した。
そこには「室内で玄関で首つり自殺」「女性 30代~40代」「交際相手とケンカして突発的に」「遺書有」「ドアノブで座るように自殺」といった事故物件の詳細を記した、不動産屋からのメモが写っていた。
「この部屋ね、頭がすごく痛くなるんです」と、住むことで体調に異常をきたしたという松原。部屋にはロフトもついており、さまざまな場所で寝てみたところ「ロフトの上で寝たときにメチャクチャ頭がいたくなる」ということに気づいたそう。
「これ、ロフトのほうがなにかあるんじゃないか?」と推理した松原は、事故物件サイトの大島てるで物件を調べてみると「3年前にロフトで首を……」といった情報が。ロフトの柵には1か所くぼんだ場所や、補強の跡が見つかったため「(柵が)1回ボキッと折れている」ということに気づいたそう。
「3年前にロフトで亡くなった方がいるのは間違いない」と考えた松原は、後にその事故物件に住んだ女性がドアノブで自殺を図ったのではないかと推察した。
この物件には1年半ほど住んで引っ越したが、その後ドキュメンタリー番組で「松原タニシが住んだ事故物件にもう1回行ってみる」という企画で再訪することになったそう。
メンバーは松原と霊能者と霊感アイドル・篠原冴美で、松原が住んでいた部屋には新しい住人が住んでいたために下の部屋から確認してみることに。霊能者は「トイレの真上にいる」と、上の階のロフトにあたる部分を指した。
霊能者は「ロフトに柵があって、そこからじっと女の子が覗いている」と説明。そこで心霊写真を撮れるという篠原が写真を撮ってみることに、しかし何度スイッチを押してもシャッター音が出なかったそう。
心配した松原が「大丈夫ですか?」と覗き込んだところ、篠原は「ギャー!」と絶叫して突然号泣。それを見た霊能者は「あなた、タニシさんから離れて!」と、松原と篠原を引きはがしてお経を唱え始めたという。
しばらくして平静さを取り戻した篠原に話を聞くと「急に上から“なにか”が入ってきて、タニシさんのことが好きになったんです。ものすごく抱き着きたくなったんですけど、私はタニシさんのことが全然タイプじゃないから、絶対嫌だと思って葛藤していたらどうしたらいいかわからなくなって涙が溢れた」と証言した。
霊能力者は「タニシさん、上のロフトにいた子はあなたとの生活が忘れられないの、ずっと待っていたのよ。だから体を無くしたあの子はこのアイドルの中に入って、あなたに触れようとした。タニシさんあなた、罪な男ね」と話をしたという。
松原によると、その時期は「歩いていると真上の電球が消えていく」「歩いた横の本が倒れていく」「スマホのカメラで顔認識がされない」といった怪異が次々と起きていたことを明かした。