大人気アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』のメインキャラクター・澁谷かのんを演じる声優の伊達さゆり。9月30日に20歳の誕生日を迎えた伊達に、ABEMAエンタメが独自インタビュー!10代を振り返り、大切なファンの存在や20代の目標を明かした。
ーー声優になろうと思ったきっかけを教えてください。
「私の場合は、声優さんにずっと小さい頃からなりたかったというわけではないんです。『ラブライブ!』シリーズの作品を小学生ぐらいのときに、友達の影響で初めて知って。声優さんというよりも『ラブライブ!』シリーズのキャストになりたいという夢をずっと持っていました」
学校内で結成されたスクールアイドルを描いたアニメ『ラブライブ!』シリーズに憧れ続けていた伊達。高校の進学を決める時期に、一念発起したという。
「周りの友達が大学や職業、こういう人になりたいっていうのを決めていく中、(私は)その時に一般公募オーディションがラブライブであったので、このチャンスを逃したら、もうないんじゃないかなとピンときて、応募させてもらいました」
そのオーディションに見事合格し、2021年、アニメ『ラブライブ!スーパースター!!』で声優デビューを果たした。
デビューからわずか1年で、人気声優としての地位を確立した伊達。この作品に登場するスクールアイドルグループ「リエラ」のメンバーとしてライブ活動も行い、目の前で応援してくれるファンの存在について語った。
ーー伊達さんにとって、ファンはどのような存在ですか?
「(ファンの)皆さんとのコミュニケーションは、すごく自分の成長にもつながっています。仮に自分がちょっと悩んで落ち込んでしまっている時に、皆さんのプラスのご意見だったり、言葉、そういったのをいただくと、もうちょっと前を向いてみようかなと(思います)。やっぱり皆さんがいてくれないと、ここにいられないので。感謝してもしきれない存在です」
活躍の場は声優だけにとどまらず、9月28日にはファースト写真集「あしあと」を発売。19歳のきらめく瞬間や、少し大人の表情が収められており、発売日に重版も決定。注目の一冊になっている。そんな注目が集まっている写真集にもかかわらず、伊達は作品に不安を抱えていたという。
ーーどのような不安があったのでしょうか?
「等身大の自分を見せたいけれど、等身大って何?とか、素敵な作品が自分のせいでダメになってしまわないかとか。結構ネガティブなので、そういったことを考えてしまいます」
その不安を解消してくれたのは、いつも伊達を支えていた人物だという。
ーー(写真集の撮影で)不安を解消するために誰かに相談されましたか?
「やっぱりマネージャーさんに相談は一番しました。結構しつこく聞いてしまったんですけれど『そんなに心配しなくて大丈夫だよ』って言っていただいたので、それのおかげで自分の中で落ち着きみたいなものを取り戻すことができました。経験してみないと分からないことなんだなと思いました」
多くの人に助けられて、30日に20歳の節目を迎えた伊達。10代から大きく変化した生活環境に、戸惑いを覚えているという。
ーー9月30日に誕生日を迎え20歳になりますが、10代を振り返ってみていかがでしょうか?
「まさかあの一瞬で東京に出てきて、ひとり暮らしして、また全然訳のわからない場所に行ったりとか。お仕事上、毎回場所が違うんです。今日はここで今日はここでっていう。東京の電車を乗りこなすのにも、まだあんまり慣れてないんですけれど」
ーー20歳を迎えましたが、今後の目標を具体的に教えてください。
「自分の中でネガティブに解決してしまう事が多くて、1人で抱え込んでしまうことが多いので、自分で自分の感情をもっとコントロールできるような人になれたらステキだなと思います。なので、そういった人になりたいです」
(『ABEMA NEWS』より)
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