子どもが自宅で餓死寸前…コロナ禍のウイグル自治区での悲惨な実情にカンニング竹山「目を疑うような光景」
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 1日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、弾圧が続いているウイグル自治区のコロナ禍における悲惨な状態が明かされた。

【動画】ウイグル自治区の現状を訴えるSNS動画(35分頃~)

 この日は中国によるウイグル弾圧の現状に関して特集。世界ウイグル会議総裁などをゲストに招き、話を聞いた。

子どもが自宅で餓死寸前…コロナ禍のウイグル自治区での悲惨な実情にカンニング竹山「目を疑うような光景」
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 現在中国政府によるコロナ対策で、ウイグル自治区は悲惨な状況に陥っているそう。ゲストの日本ウイグル協会副会長のレテプ・アフメットさんは「ゼロコロナ政策」によって、ウイグル人たちの住居の外側から鍵をかけ、家から1歩も出られなくするといった行為がなされていると説明。

 その状態は二か月近く続いており、それぞれの家では食料や医薬品がなくなり、特に子どもが餓死、または餓死寸前の状況に追い込まれているという。インターネット上では窮状を訴える動画や音声メッセージが多数SNS上に投稿されて問題になっていることを明かした。

 話を聞いた竹山が「まさしくジェノサイドですよね? 虐殺が行われているということ」と表情を曇らせると、レテプさんは「ナチスの時代と違って、一晩で銃殺するわけにはいかない。通信技術が発達していてバレてしまうので、やりたいけどできないというのが現実」と解説。

 「だけど、その代わりになる。コロナやほかの口実にして、早く死んでいく条件だけを作っておいて『なにも悪いことはしていない、自然に死にました』と、そこに持っていきたいのが中国の本音」と続けた。

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 番組では、ウイグル自治区から発信されたという動画を紹介。そこには残されたわずかなお米を家族で分け合う家族や、子どもたちが3日間水しか飲んでおらず「どうしたらいいんだ」と訴える人、「こんなの動物のエサじゃないか!」と、配給された食事に怒り狂う人の様子などが映されていた。

 子どもが発熱したという男性は、現在39.2度ある状況に「これでも少し下がりました」と説明。市の役人に訴えたところ、エタノールが送られて「これを体に塗っておけ」と言われたことを告発。「クソ役人め、人をバカにしているのか」「もし息子に何かあったらアイツらを絶対に許さない」と怒りに震えていた。

 40日間家から出られず精神的苦痛を訴えるウイグル人女性は、いつまでも終わらない外出禁止令に「いつまで耐えられるかわからない」「どうすればいい? いつ終わるの?」と悲痛な心境を訴えた。

 VTRが終わると竹山は表情を曇らせて「なんともショッキングと言いますか……目を疑うような光景」とコメントした。

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