1日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(ABEMA)が放送され、竹山がウイグル人弾圧問題を各方面で取り扱ってほしいと訴えた。
【動画】ウイグル人が無言で訴えかけるSNS動画(1時間40分頃~)
この日は中国によるウイグル弾圧の現状に関して特集。世界ウイグル会議総裁などをゲストに招き、話を聞いた。
番組の終盤で竹山は「これを観て、あなたは何を感じるでしょうか?」と、ウイグルの現地の人々が、中国共産党を表立って批判すると拘束されてしまうため、「無言」で訴えているというSNSの動画を紹介した。
映像では口を両手で押さえて顔を真っ赤にしたり、何かを言いたげにするひたすら画面を見つめる様子が。さらには、ただ「ツライ」と口にするだけの人物の映像もあった。
竹山は「今日この番組を観て、視聴者の方はいろいろな考えがあると思います」と切り出すと「じゃあ、我々に何ができるのか? と考えたとき、正直我々が変えることは全然できないと思います」とコメント。
しかし「ただですね。この事実をみなさんで情報として共有して拡散していただいて『こういう事実があるんだよ』と世の中の人々に知らせることはできると思います」と、1人でも多くの人に知ってもらうためにSNSなどで拡散してほしいと語り掛けた。
また、竹山は「本音を言わせていただくと、中国で起こっているこの問題を深夜のコメディアンがやっているこの番組で取り上げて『どうしようか』と、これも大事だと思います。でもここで僕が、一介のコメディアンがやっている場合じゃないと思うんです。これをやるべきなのは誰なのか? 考えてください」と問題提起。
「もちろん国会議員の方全員に届けばいいと思います。国会議員の方、霞が関の方、日本を代表する企業の方も本当にこれを観て考えてみてください」「大手メディアの方、テレビ、新聞、ラジオ雑誌、特に報道に関わる方。カンニング竹山の番組でやるべきなんでしょうか? もっともっとやるべき番組、これを取り上げる番組、日本全国に伝えるようなシステムを持っているみなさんが取り上げる番組じゃないんでしょうか」と訴えていた。