タレントの堀ちえみが6日に自身のアメブロを更新。がん患者への“NGワード”についてつづった。

【動画】がん罹患で感じた生きづらさ…病気と共生するために必要なこと

 この日、堀は「昨夜は存分に歌い続けました」と報告し「喉が強いため、一度歌い始めると、『そろそろ終わりにしよう』という止め時が分からず、とことんまで歌ってしまいます」とコメント。「少しは、形になるぐらいまで歌えるようになれた…という気がしています」とつづった。

 続けて「私は舌がんになり、よくこのような言葉を掛けていただきました」と述べ「神は乗り越えられる試練しか与えない だから乗り越えられるはず」「あなたは我慢強いから選ばれたのね」「そういう運命だったのね 役割があったのよ」などと列挙。「励ますつもりで、言って下さったと思います」と推察しつつ「何故か術後すぐの私には、違和感というか引っ掛かるところがあり」「何故傷つくのかと考え込んだりしましたが、それでも自分が、ナーバスになりすぎているのだと、一旦は消化しました」と当時の心境を明かした。

 さらに「がん研究会有明病院腫瘍精神科部長 清水研先生によると、『がん患者さんのNGワード』というのがあり、多くの患者さんや、落ち込んでいる人に言わない方がいい、NGワードがあるそう」と紹介し「『神は乗り越えられる試練しか与えない』というのも多くの場合NGだそう」「自分で言うのはいいけれど、人から言われると傷つく場合もあるようです」と説明。「それだけがん告知を受けた、多くの患者さんは、大きな衝撃と哀しみを抱えてしまうのですね」とコメントした。

 最後に「清水研先生との対談をまとめた単行本。『今はつらくても、きっと前を向ける』ビジネス社から出版。こちらをご覧いただければと思います」と商品リンクとともに紹介し、ブログを締めくくった。

堀ちえみオフィシャルブログ 

がんとの向き合い方 共生する社会とは
がんとの向き合い方 共生する社会とは
「私、綺麗に貪欲なんです」 がんと闘う美しき女医Rの底力 - Ameba News [アメーバニュース]
「私、綺麗に貪欲なんです」 がんと闘う美しき女医Rの底力 - Ameba News [アメーバニュース]
Ameba News [アメーバニュース]
がんを患った女性へ覚悟のプロポーズ「一緒に向き合っていきたい」