AKB48のメンバーで、気象予報士としても活動する武藤十夢(27)が8日、日本武道館で行われたライブでグループからの卒業を発表。メンバーから労いの声が多く寄せられている。
2011年にAKB48の12期生として加入した武藤は、成城大学大学院を修了したことで知られ、2019年8月には気象予報士試験に5年間、8度目の挑戦で合格。2020年6月からは朝のニュース番組『ABEMA Morning』でお天気キャスターとして、レギュラー出演中でインテリアイドルとして活躍してきた。
武藤は「16歳でこのグループに入って歌もダンスもトークも何もできなくて、先輩の背中を追いかけることに必死でしたが、気づけばこのグループで上から2番目になっていました。この約11年半、楽しいこともつらいこともたくさんありましたが、すべてがとてもいい経験で私の力になりました。いろんなことがあった私のアイドル人生でしたが、最後は皆さんの心を晴れ模様にできるように精一杯頑張りますので、どうか最後までよろしくお願いします」と述べている。
卒業時期に関しては改めて発表があるそうだが、60枚目のシングル『久しぶりのリップグロス』が最後の参加楽曲になるという。
武藤の卒業発表後に、仲間から続々と労いのコメントが寄せられた。妹でAKB48のメンバー、武藤小麟(22)は「十夢、卒業発表おつかれさま!!!!」と組体操の“サボテン”をしている写真をアップ。
AKB48グループ・3代目総監督の向井地美音(24)は「十夢さん、昔と今を繋いでくれる大好きな先輩が、またひとり。最近さらに距離が縮まってプライベートでも仲良くしてもらってたので…寂しすぎます…最後にステージから捌ける時、袖で小麟が十夢さんを待っていてまた泣けました。最高の姉妹だ」と武藤への思いをつづった。
武藤と同期の大森美優(24)は「トムさん発表お疲れ様 これからも12期の仲は変わらない!!と言いたいところですが、やっぱりじんわりと寂しさが…」とコメント。同じく同期の佐々木優佳里(27)は「卒業発表お疲れ様 デビューから11年半、同じチームになることはなかったけど今日も同じ時間を過ごす事ができて改めて幸せだなと実感しました。卒業までの間、卒業してからも!これからもずっとよろしくね」とツイートしている。
元AKB48で同期の岩田華怜(24)は「十夢ーーー!お疲れーーーーー!!11年半、本当よく頑張ったね。心から尊敬します!あなたは本当に努力の人。最後まで十夢らしく、ファンの皆さんとの時間を大切にしてください!ほんとーーーーにお疲れ様!」と労いの言葉をかけた。
また、現役メンバーの岡田奈々(24)は「とむさぁぁぁん…!寂しい」の文章とともに、武藤、村山との3ショットを公開。村山彩希(25)は「十夢さんの卒業発表…さみしいです」とコメントしている。(『ABEMA NEWS』より)